サウナーのためのサウナ学
「ああ、自分もそんな年齢になったのか、、」
ある日銭湯でロッキングチェアに揺られながら、そう感じてしまった。
私の父も重度のサウナ―であり、よくサウナ室に向かう背中を見送ったものだ。その父の付き添いでサウナに入ったときは、蒸された密室でおじさんが野球や競馬を見ながら黙々と汗を流している異様な雰囲気に圧倒された。
そんな負のイメージしか持っていなかった私がものの見事にサウナにハマり、今では週に1回はサウナに行かないと調子が出ないように感じるようになっている。
これは私に限