2023/01/10 一杯のお茶

今日はのんびりすごしています。僕にとってのんびりの象徴はお茶なんです。紅茶でも、煎茶でも青茶でも何でも飲みます。製法のちがいは小さな話で、いいお茶をじっくり時間をかけていれる工程自体が癒しの時間なんですね。

世の中にお茶の専門家の方は沢山おり、細かい淹れ方を知りたい方はそちらを調べてほしいです。お茶の種類によって、適切な淹れ方は様々ありますから。ただ、結局のところ、これを大事にすれば割となんとかなるな、という点が分かるようになったので、簡単にまとめてみようかな。

結論、「茶器を温める」、「ほっとく」、「ティーバッグはツンツンする」を意識すれば、大抵のお茶は満足する味になります。毎日入れるものですから、いちいち難しいことをしていたらもちませんよね。。

⒈茶器を温める
まずはお湯が通るものを全て温めます。しっかりと味を出すには一定の温度が必要なようで、それを邪魔しないことが大切になります。適切な温度はさておき、冷たい茶器を使わないことが第一歩。
これをすることで味がボケないような気がしています。煎茶なら甘味が、鉄観音烏龍茶なら十分な乳香が、紅茶なら深い薫りが湯気にのってくれるのです。

⒉ほっとく
実は1番重要な工程はこれかと。ティーバッグだと特にやりがちですが、揺らしちゃうのですよ。母もよく振っているのですが、必ず注意をしてしまいます。
これは僕の肌感覚ですが、正直、茶葉を振ったとて、いい味が早く出ることはありません。変な味ばかりが前に出てしまいます。「何もしない」が工程にあるものは、なかなか珍しいですが、意外と難しいのですよね・・・

⒊ティーバッグはツンツンする
これは僕の癖です。お湯を通す前に、ツンツンして振ります。これをすることによって、目に見えない細かい粉を落とすことができ、味がクリアになる気がしています。
そんなに大層な味覚も、感性も、いいものに触れてきた経験にも乏しい残念な人間の言うことなので、信用ならないかもしれませんが、不純物を取り除くのは必要ですよね。ちなみに、ツンツンすると意外と粉塵が舞うのがよく見えます。
ただし、注意したいのは、中国烏龍茶はティーバッグが簡単に壊れるので無理にしなくてもいいです。糸が外れたこともあるし、破けたことも・・・

1杯のお茶にここまでの手間をかけることで、満足のいく時間を過ごすことができます。何より、いいものがなぜいいのか、今まで気づけなかった魅力を確かめることができるのが楽しいですよね。
家族にこれを振る舞うことで喜んでもらえることも増えました。知人からも僕の淹れるお茶には一定以上の信頼を得ています。
お酒もいいですが、のんびりと話を弾ませられるお茶にも、多くの人が関心を寄せてくれるといいなとイチお茶好きとして思うのです。

今日は文章のキレがないですね。これもお茶を飲んでまったりし過ぎたゆえでしょうか。これ以上書くと、余計な味が出てしまうのでこの辺で。

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