インタビュー実施前後

インタビュー40分の長尺版としては初めて実施したので、リフレクションを残す。

インタビュー準備

①聞きたいことをまとめる

今回は、解像度を上げることで認知施策を考える事が目的だったので、どんな風に認知・流入されたのか、サービス体験前後でどんなところに価値を感じてくれてるのかが知りたかった。
どんな生活をしているのか、どんな人や物と関わっているのかを聞く準備した。
→検索した時の状況や、こちらが価値だとこ思っていた所よりももっと別のペインがあった。

②対象者の情報整理

事前にカルテやビデオで、過去の疾患や治療の経歴を確認し、気になる点を洗い出した。

③心構え

67歳女性で、少し自分の母親と似ているところがあったので、気軽に率直に、頷きや笑いを入れようと心掛けた。多少話が発散することも想定し、時間を調整した。
→こちらが聞きたい質問を、もっと端的にすべきだった。話しやすい雰囲気は作れた。

インタビュー中

①役割分担

私の他に2名同席していたが、初めましての他部署の方、上司が急遽遅れたこともあり、依頼ができず、録画、議事録を一人でやっていた。
社内メンバー用に会議室(有料)も取っていたが、全員それぞれmeetで入り、想定とは違う形になった。今後は議事録依頼、会議室はとらないことにした。

②通信環境


インタビュー中、何度も音声が聞き取りづらくなってしまった。オンラインだから仕方がない。遠慮なく、声が遠いことをお知らせした。

③分からない言葉を確認する

時々、分からない単語が出てきた。その都度質問する事で、こちらが想定してない情報も入手することができた。
サコウジュ?→サービス高齢者住宅

インタビューを終えて

ものすごく輪郭が明確になり、施策を考える参考になった。
こちらが勝手に価値だと思っていたことは、少なくとも今回の方にとっては、それほど重要ではなかった。
また、オンライン診療はやったことがなかったが、オンライン飲み会はやっていることも分かった。つまり、オンラインがネックになっているわけでない。

このあと、本質的な価値やインサイトを深掘るが、材料としてすごく良いものが集まったと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?