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グラウンド内での敬語

こんばんは。高校野球もいよいよクライマックスのところも増えてきましたね。


そんな中こんな記事を見つけました。


この学校、伝統的にグラウンド内では敬語使わないらしいです。

この記事に理由は書いてありませんでしたが、言いたいことは年齢関係なく言えるようにとか、遠慮しないようにとかだと思います。


良い試みだなと思う一方で、敬語でもよくないかなと僕は個人的に思います。


理由としては、敬語をやめれば遠慮がなくなるわけではないことと、野球には”間”があるからです。


立場が上の人でも下の人に遠慮してしまう人も多くいます。

そんな人が「先輩に敬語を使わなくていいなら、言いたいこと言えるぜ!」

なんてことあるでしょうか。

敬語を使わないようにして、遠慮しなくなる人は敬語だったとしても割とズバズバ言える人だったりします。


敬語を使わないメリットの1つとして、声かけにスピード感が出ることです。

例えば、二遊間の会話で

「○○さん、僕、二遊間によります。」か

「俺、二遊間よるわ。」


スピード感が圧倒的に違いますよね。


ただ、野球は”間”のあるスポーツです。投球間隔で野手間で声かけをしたり、投手を励ましたりできるスポーツです。

そんなに焦らなくていいのに、敬語を使わないのは僕だったらむしろ気を遣います。


先輩は先輩です。古い考え方かもしれませんが、やっぱり年上の方は敬うべきというのが僕の考えです。


敬語を使わなくなることで、少しずつ尊敬の気持ちがなくなる可能性は大いにあると思います。


ですので、僕は敬語を使わないという取り組みに対しては面白いとは思いますが、反対です。


敬語を使わずに上下関係改善しようとする前に、もっとできること、やらなければならないことがある気がします。



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