技術指導の自信
変わらずバッティングスクールでバッティングを教える日々で、小さい子にバッティングを教えることはある程度、自信がついてきました。
というのも僕自信、バッティングの形というのは大きく変わらずにこの歳までやってきました。
小学生の時に父親に教わった基本が活きていて、今でもたまに小学校の頃に教わったことを思い出しながら練習したりもします。
それくらい僕にとってコーチとしての父親は優秀で、言ってしまえば今、僕がスクールで教えていることも父親に教わったことをそのまま教えているようなものです。
ですので、やる前から小学生のような基本を教えるのであれば問題はないだろうとどこか思っていました。
ですが、僕の自慢の守備ははたして小学生に伝わるのだろうかというのはずっとありました。
父親は左投げのため、内野守備はほぼ素人です。ですので内野守備に関しては中学、高校でしか教わっていません。
しかも硬式で割とレベルの高いチームで教わってきました。
大学では自分で考え、後輩に教えたりはしましたが、大学生と小学生を同じように教えても上手く伝わらないことが多いと思います。
実際に小学生に教えたことがないというのと、今の小学生の守備のレベルがどれくらいなのかというのがわからないので、とても不安でした。
そして、先日所属しているバッティングスクールでデイズキャンプを行い、そこで内野守備クラスを担当しました。
「この練習は小学生には早いだろうか。この技術は難しいだろうか。」
などと試行錯誤して、当日を迎えました。
結論から書くと、参加した子供たちが物凄くレベルアップしていて、正直自分でも驚きました。
内野守備クラスを一緒に担当してくださった先輩コーチも「本当に上手になりました。」と同じ感想を。
さらに、
「やっぱり長谷コーチがいると知識量も全然違うし、なによりお手本で子供たちにイメージ沸かせやすい。」
とありがたいお言葉までいただきました。
そこで初めて、不安が自信に変わりました。
自分が一生懸命勉強してきたことは子供たちにも伝えられる。
自分の知識が子供たちの守備力を向上させられる。
すごく充実した1日でした。
実は野球のオンラインスクールみたいなものをやろうか迷っております。
はたして需要があるのか。お金を払ってでも入ってくれるのだろうか。
オンラインでどこまで伝えられるのだろうか。
など様々な不安はありますが、自分はバッティングも守備も教えられるという自信を得られたので、しっかりと煮詰めていきたいと思います。
野球の考え方なども教えられたらすごく良いスクールになりそうな予感がしています。
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