僕が台本を作らない、見ない理由
僕が立ち上げたクラブチーム、プリムローズのTwitterではたまに、僕が何かを話す動画が出ることがあります。
また個人でもYouTubeをやっていたりして(最近はほぼやっていない)そこでも自分の言葉を伝えたりしています。
そういった場面で、僕は台本を作りません。
理由は2つ、ネガティブな理由とポジティブな理由があります。
ネガティブな理由から書くと、
作るのがめんどくさい。
からです。
これは説明しなくてもご理解いただけると思いますが、作るのも手間だし、それを覚えるのも手間です。
ちゃんと伝えたいならやれよというご指摘は痛いほどわかります。
ただ、こんな怠けた理由だけで台本を書かないわけではないのです。
ポジティブな理由としては
話すときの熱量をそのまま伝えたい
からです。
人の感情や想いは常に変わっています。
今回の話で言うと、台本を書いているときと、台本を読む練習をしているとき、本番の動画を撮るときとで、それぞれ感情や想い、考え方が変わっています。
書くときは熱量マックスでも練習したりしているうちに、熱量が落ちていきますし、
書いているときと考え方も変わるのでこっちの表現の方がよくないか?など自分の言葉に疑問を感じるようになることもしばしばあります。
また、覚えたものを話すということも熱量が伝わりにくい要因だと思っています。
この覚えたものを話すということ、僕の場合、自分の想いを伝えるのではなく、自分の作った言葉を発しているというだけになってしまいがちです。
そんな無機質な言葉では誰の心も動かせません。
今、この瞬間でしか出せない言葉があるはずです
それを伝えたい。だから台本を書かない。
ある程度、これ話そうとかは考えてから撮影しますが、細かく決めたりはしません。
人間って面白いもので、何を話したかよりも、誰がどう話したかの方が印象に残るみたいです。
つまり、わかりやすく丁寧で、文章としては完璧だったとしても、話し方が悪ければ伝わらないということです。
逆もしかりで、つたない言葉だったとしても、一生懸命、気持ちを伝えようと必死になって話している人の話は何か心打たれるものがあるものです。
という二つの理由から僕は台本を書かずに話しています。
人の心が揺れるのは誰かの想いが伝わるから。
想いが伝わるのは本気の、生の感情を感じるから。
どっちが良いとかではないと思います。
もちろん、台本作って練習して丁寧に完成度高く話している人のことも尊敬しております。
ということで、プリムローズのTwitterもよろしくお願いします!
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