長田ラジオ（2021/05/19）
本日の放送で取り上げるニュースをピックアップします。
お便り紹介
同じ株を複数買うと、取得単価は平均値になるのですか？
お金を増やすためにしていることはありますか？
医療従事者接種、司令塔不在で35%どまり 都市圏低調
ワクチンが定期的に入荷されないので、在庫配分がうまくいきません。司令塔が不在ということ以外にも、現地での接種スケジュール調整がうまくいっていないなど複数の理由が考えられますが、今後は多少ワクチンを廃棄してでも多量にうつステージがやってくるとみています。
そのうち新聞でもワクチン廃棄が問題として取り上げられるはずです。
薬剤師が注射、医師法の壁 医療行為認められず
医療的観点から問題がなければ認める方向で特例を作ってほしいですね。なにせ緊急事態宣言を出すような状態なのですから。
米でワクチン余剰、一部で廃棄も 接種ペース鈍化も影響
米国民３億人に対して１２億回分のワクチンを米国は保有。３億人×２＝６億回なので、６億回分余剰に保有しているということになります。今後は余ったワクチンがどんどん輸出されることになるので、供給は緩んでくるでしょう。
最高値トヨタ株、調達網に不安の目
トヨタの業績は世界中の投資家から見張られているので突飛な値段は尽きません。トヨタの強みは永遠に儲かる車を作ることができることはもちろん、人材の質にあります。まじめで優秀な職員が多いので、今後の激動の自動車業界でも、目が出る分野で生き残っていけるでしょう。
アゲインスト要因としては、各国の自動車大手が政府から多額の補助金をもらいながらEV開発をすすめるなか、日本政府はそこまでEVに予算を重点配分していません。いわば不利な戦いを強いられており、そこが株価に織り込まれているという考えもあります。
それでも売った銀行株 バフェット氏の胸騒ぎか
今年に入ってから米国金利は大きく上昇し、それに伴って大手米国金融機関の株が上昇しました。ウェルスファーゴやゴールドマンサックスといったウォーレンバフェットお気に入りの銘柄も、株価が本格上昇する前に売却しています。相場の神様といわれるバフェット氏でも、この急速な相場改善にはついていけなかったようです。
バフェット氏は昨年コロナが始まった２月ぐらいから米国航空会社株を買い進め、株価がさらに下落した局面で損切りをしています。その後航空会社の株は戻してきており、保有していた場合と比べて機会損失要因となりました。バフェット氏は飛行機、金融で２度大きく失敗しているということになります。
投機で乱高下する仮想通貨 その裏で進む投資の実情
米国では仮想通貨が市民権を次第に得ており、決済で利用できるところも増えている影響か、一般の市民はもちろんのこと、機関投資家の間でも仮想通貨を保有する動きが強まっています。
立場が変わると保有する意味合いが変わるのが仮想通貨の特徴ですが、これからも様々なコインが生まれていき、次第に日本でも市民権を得ていくのでしょう。
日本でおおきく変化を遂げるとすれば、それは取引にかかる税金が見直されたときでしょうね。今は雑所得扱いで、最高５５％持っていかれてしまいますから（所得税４５％＋住民税１０％）
在宅で増える「サービス残業」 コスト負担もあいまい
在宅勤務の扱いは難しいです。企業にとっても制度設計だけでも難しいですし、仕事を効率的に配分して進めることは、あらゆる企業が試行錯誤しながら挑戦している一年だったのでは。
従業員の働き方をどれだけ厳格に管理しているかは企業によって任されていますが、総じて働きすぎの傾向になりますね。私も１時間休むことなくなんとなく働いてしまいます。
また、光熱費は上がりますけれど、その分だけ家で過ごす貴重な時間が増えているので、多少は仕方がないかなと割り切っています。会社にいる時よりもトータルで快適なのは間違いないので。
放送時間について
毎日21:30～22:00で放送中。そのほかの時間に放送することもあります。
放送時間は当日改めてご連絡しますので、Twitter（@nagata_junji）でご確認ください。
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