見出し画像

経済誌欠席裁判(2021/5/10)の感想その1(高校過程での金融教育開始)

昨日は経済誌欠席裁判に出演してきました。ゴールデンウィークをはさんでですから、3週間ぶり。

オンザボードのほかの出演者は毎週変わらずご出演されていますけれども、私はサラリーマンですし、あまり無理しては続かないので2週に1度のペースで出演を続けています。

それでは、2021年5月10日の放送をふりかえってみますね。

高校での金融教育開始

いよいよ2022年から高校で金融教育が始まります。日経新聞によりますと、家庭科の先生がどうやら家庭科の先生が教えるということになりそうなんですね


家庭科の先生が教えるというのは少し奇妙な感じがします。あまり経済のことに詳しい人が担当しているイメージではないんですけれども、その他のカリキュラムとの関係でここに入れざるを得なかったのでしょう。

金融庁も実はずっと支援活動を続けている


これに加えて金融庁も積極的に出張授業を予定しています。あまり知られていませんけれども、同庁ウェブサイトにおいて金融庁は積立 NISA やiDeCoの専用サイトを作っており、啓蒙活動に力を入れております。

また、高校・大学生向けの金融教育担当として、出張講師の役割も以前からになっており、投資家育成に力を入れています。

是非その説明に説得力を持たせるためにも、インサイダーとは無縁なインデックスファンドへの投資を率先して行ってほしいです。

先生が株式投資をしていないのに、生徒は納得するの?


もし、家庭科の先生が株式を保有していない、または出張講師である金融庁の職員も株式を購入してない、投資信託も保有していないということになれば、実際に授業はするけれども先生が誰も保有していないということとなり、リアルでないので伝わらなくなります。


リスクがあるものは買わなくていいんだという態度を、そのまま見せながら株式投資の授業をしたとしても全然伝わらないので意味がありません。

子供は本音と建て前を使い分ける大人の姿を見抜きます。

やらされ仕事で投資に向き合っても、全然子供には響かないものになるでしょう。残念ですが、現状ではそうなる可能性が高いのです。

とすると、どうしても投資を教えるのは親の役割になってきます。以前のnoteでも書きましたけれども、本気で教えられるとしたら親が教えるのが一番です。

例え親の代で株式投資で大きな財産を作ることができなかったとしても、子供には投資を一生懸命継続する姿を見せることができる。

その姿を見れば子供は若いうちから投資をしますから、その子が壮年期・老年期に差し掛かったころには親の世代よりも豊かな生活を送ることができる可能性が高まるのです。

とはいえ、これまでは全く金融教育で投資を取り上げてこなかったのですから、まずは大きな一歩です。何もやらないよりはマシです。まずはここからスタートですね。

長くなったので、その他の感想は次回に続きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回ご紹介したような内容を中心として、株式投資初心者向けを対象としたメールマガジンを発行しています。よろしければご登録ください。

購読は無料、解約もワンクリックです。

長田淳司のメールマガジンに登録する



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?