公開鑑定No.1

公開鑑定のご依頼がありましたので、こちらの記事にて鑑定結果と合わせて星の説明をさせていただきます。

ご相談者は40代女性でお名前はさわ様です。

現在は専業主婦をされているとのことですが、占い師として活動していきたいそうで、その点に関して向き不向きや、どんな活動をしていくのが良いのかを鑑定させていただきました。

ズバリ向き不向きで言いますと、生まれもった直感力を活かせば、将来的には占い師として活躍出来る素質は充分にあります。

日干支と月干支が戊子になりますが、暗号異常干支です。

暗号異常干支を持つ方は強い異常性によって直感力が高くあります。

日干支にある場合に異常性がより強く出ます。

さわ様の場合は月干支も戊子の暗号異常干支なので、倍の異常性です。

異常と言っても普通とはちょっと違うという程で、若干一般社会での生きにくさがあるというものです。

常と異なるという意味の異常です。

そして日干支と月干支が同じ点に関してですが、同じ干支を２つ持つと律音(りっちん)と言って、自分の中に自分が二人いるような状態です。

そのぶん道を定めたら集中力を発揮しやすいのです。

しかし戊子と年干支の乙卯は天は尅され地は旺気刑です。

天尅地冲ほどの激しい衝突ではありませんが、揉め事に遭いやすく定職に着きにくいのはどうしてもあります。

陽占で見ても変転変化の天報星が中年期から可動しておりますので、どうしても変化を強いられるような生活になります。

主星は司禄星なので専業主婦でいることもありなのですが、東の星が牽牛星なので、社会に出て認められたい気持ちも出てくるのです。

東の星が牽牛星ですと、勉強をしたり資格を取ったりして、それを活かすことが収入に繋がります。

南の星が貫索星なので、独立開業していきたい気持ちも出て来やすいですし、一人でマイペースに頑張りたい気持ちもあると思います。

10年毎の大運を見ても禄存星が廻ってきているので、奉仕的なお仕事に興味を持たれたのも自然な流れだと思います。

天南星という反骨精神の星も伴っているので、勢いよく頑張りたいところであろうと思います。

しかし稼ぎたい気持を強く持ってしまうと途中で挫折しかねません。

占い師になって直ぐに稼げるようになるのは本当に極稀なことです。

貯金があったり、他に仕事をしていたり、生活に余裕がなければ大変厳しいものがあります。

勉強の為にお金も時間も費やすことになりますので、余裕ある状況からスタートされたら問題ないでしょう。

あと5〜6年程は無理してお仕事を始めても悩みやすくなる状況にはなります。

もともと主星が司禄星で生真面目な方ですし、心配性なところがあります。

心配性が強く出やすくなって悩みやすくなるので、割り切れる強さを持たれるようにされると良いです。　

戊子はお天気屋とも言われますが、良く言えば気持ちの切り替えが早いのです。

そこを上手く活かせば、占い師として活動しだした時に、重い相談を受けても明るく切り返せます。

50才から司禄星の大運に入るので、その頃からは家計を考えてコツコツしっかり稼げる仕事に切り替える気持ちが出てくるでしょう。

占い師は不安定な収入になりますので、これじゃダメだと焦る気持ちになるかもしれません。

天報星の仕業でお仕事がコロコロ変わってもしょうがなくって、むしろそれでも大丈夫だったりするので、3年頑張れたら大したもんくらいの気持ちで勉強から取り組まれたらよろしいかと思います。

占い師は稼ぐことは頭に入れずに長い目で見て、年をとっても出来る仕事として、晩年の為に頑張る気持ちくらいでいてください。

そのくらいの気持ちで頑張れば、きっと上手くやっていけるでしょう。

鑑定は以上になります。

ブログでは勉強される方々の為に星の解説をしながらの鑑定になりますが、coconalaとSTORES.jpでは星の解説は省き、より詳細な鑑定をしております。

emi-nagata@yahoo.ne.jpまでご遠慮なくお気軽にお問い合わせくださいませ。