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Clubhouseではなく、「アーカイブされる音声メディア」で配信することで見えてきたこと

前回、「今度、YouTubeのラジオ番組で告知をさせてもらえる機会を与えてもらった」と書きました。

ということで、先週金曜12日の夜、YouTube番組の「やそちんのバリバリビンビンラジオ」にお邪魔してきました。

細かい内容はYouTubeをお聞きいただくとして、私が原則、毎週日曜21時からVRChatでやっている「ラジオ好き集まれ!集会」が今どうなっているかというお話や、今、TBSラジオの「アフター6ジャンクション」を欠かさず聞いていること、子供の頃、NHKラジオの「基礎英語」を聞いていてラジオが身近にあったのが、「広末涼子のがんばらナイト」を聞いてからTOKYO FMを聞き出したこと、その後も、仕事で移動中の社内、そして自宅で家事をしながらラジオを聴くようになったこと、などについて語りました。
番組が最後の告知コーナーの際には、Clubhouseで火曜日に開催しているモーションアニメ「PUI PUI モルカー」の魅力を語る会や、漫画「僕の心のヤバイやつ」の魅力を語る会の話もしました。

その模様は、やそちんさんのご厚意で、stand.fmにも流す許可をいただき、深く感謝しております。

stand.fmについては、新潟勤務時代のリアル友人のかずくんが「かずちんのまちづくりラジオ」というstand.fm番組をやられていることを通じて知ったのですが、このほどゲスト出演して、本日の昼に配信されました。

今回はかずくんに、「お砂糖・お塩関係」などVRChat内のカルチャーや、今起きていること、「ラジオ好き集まれ!集会」のことなどを話すだけではなく、かずくんの問題関心がまちづくりにあるので、VR世界でも中世風のワールドの広場部分でVR演劇などのイベントが開催されていること、ワールド作成の際には建築の専門知識なども活きること、など、VR空間での知見を元にリアルの場のまちづくりに役立てられる部分があるかもしれない、というやりとりをしました。
とても興味深い議論となったので、また後日、2回目以降をやりたいものです。

というわけでここのところ、「音声が残る(アーカイブされる)メディア」で度々配信していますが、その中で見えてきたことがあります。

音声のやりとりが残らないClubhouseも気軽で良いのですが、「その場でアプリを立ち上げていないと聴くことができない」という意味で、聞き手に負担を掛ける部分がある、と感じています。
一方、「アーカイブされる音声メディア」は、聞き手が好きな時間に気軽な気持ちで聴くことができます。
つまり、気軽さを感じる側が変わるのです。

私はだいたいラジオを、起床して出勤準備をするまでとか、家事をする時などの「ながら」のタイミングで、聞くとはなしに聞いているのですが、「アーカイブされる音声メディア」は自分の都合の良いタイミングで聞けるし、ボーッとしている間に流れていたトークを戻して聴きたい時などにも便利です。

逆に言うと、聴覚だけに集中する分、ラジオでは気合を入れて聞いていないと、「聞き落とし」が結構生じるように思います。
その意味で、聞き落としても大勢に影響のない「ながら聞きラジオ」がとても心地良く感じます。

最近、「ラジオ好き集まれ!集会」自体の雑談内容について、「作業をしながら、ラジオ感覚で聞かせてください」という形で参加される人(とりわけ自分からは話さない人)が出てきましたが、これは実に興味深い現象と考えています。
かつて、「ラジオ好き集まれ!集会」自体の内容を2度ばかり、YouTube配信したことがありました。

もっとも、YouTube配信するとなると、参加者の皆さんがイベント内で気軽に話せなくなるので、今は控えていますが、ただの雑談イベントにそういうニーズがある、というのはとても興味深く感じています。

この先に何があるのかはまだ分かりませんが、今後も機会があれば、stand.fmでの配信に挑戦して、どんなことができるか模索してみたいと思います。

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