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多拠点居住

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マレーシアのロングステイビザ「MM2H」、エストニアの電子国民制度「e-Residency」、神奈川県三浦市のシェア別荘、栃木県日光市で運営しているコワーキングカフェ「カフェとき…
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8月のドバイ、10月のシンガポール

8月にドバイ、そして10月にシンガポールを訪れた。 ともに、資源がない中で知恵を絞り、富裕層を引き付けている都市国家(ドバイも、首長国連邦を構成する1首長国なので、「国家」としておく)。 たまたまながら、2カ月の間隔を置いて双方を訪れたこととなり、感じたことを綴ることにする。 ドバイでは、「イスラムの富裕国とは、こんな感じになるのか」という新たな視座を得たのだけれど、都市開発については正直、「ここまでやる必要、あるのかな?」と何度か感じたものだった。 例えば、海上に作られた

飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/決済サービス導入について

またしても久々になってしまいました。「飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで」シリーズの6本目となります。 これまでの経緯は以下のリンクを。 お店の営業にめどが立ったら、決済サービスの導入です。 これまでもこちらのnoteでは、(この「飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで」シリーズ以外でも)各国の決済サービスについて書いてきましたが、お客様も利便性を考えると、キャッシュレス決済を導入したいと思いました。 現金、クレジットカード、交通系ICカード、QRコードと

気づいたら、MM2Hの取得条件が厳しくなっていた

先週、こんなnoteを書いていました。 そう言えば、2022年1月26日に以下の文章を書いてから、はっきりと「MM2H」を記事タイトルに取ったnoteを書いていなかったことに気づきました。 実はこの間、2023年8月にマレーシアに行き、コロナ禍の間に更新した新しいパスポートにMM2Hの残りの年数分のビザを貼ってもらっていました。 その際、冒頭の「多拠点居住の海外拠点としてのバンコクの可能性」の記事にも書いたように、ビザ取得代理店の方に2028年11月時の更新について聞い

多拠点居住の海外拠点としてのバンコクの可能性

バンコクから無事に帰国できたので、今回の旅の総括を。 そもそもの目的はこちらでした。 今回、バンコクに8泊もしました。 そうすると、海外移住先としてバンコクはどうか、という考えがどうしても持ち上がってきます。 Terminal21のフードコート、Pier21を使えば、30バーツ台で美味しいものが1食食べられるし、果物も安い。 これに慣れると、ちょっとした和食で400バーツ(1バーツ=4.3円換算で1720円)とかかかるのに「何で?」と思ってしまう。 「バンコクで260万

ワットポーマッサージスクール スクムビット校基本コースを修了しました!

年明けのパタヤ滞在から約5カ月。 またタイに行きました。 今回の旅の行き先はバンコクで、目的は大学時代から考えていたこと。 タイマッサージの総本山であるワットポーマッサージスクールで、マッサージを習うことでした! 日本語で教えていただける、とのことで、スクムビット校に。 宿も、通いやすさを考えて決めました。 子供の頃、寝る前に祖母にマッサージしてもらって、私もしてあげたり。 高校野球部時代は、練習後に投手陣のマッサージをしたりして、ずっと興味はありました。 大学時代に

¥500

2年目のカフェときどきが始まり、2年目のコンセプトを考えた

1年目の営業を終えて3ヶ月半。 カフェときどきの2年目が始まりました。 上記の記事の後、2月18日日曜に今市地区で、「帰り道にぜんざい贈る屋」こと達磨善哉さんとコラボイベントを開催。

タイのパタヤで移住可能性を探ってみた

私はマレーシアのロングステイビザ「MM2H」を持っているので、近い将来のマレーシア移住を考えています。 2021年8月に、審査基準厳格化の話を聞いて、2028年11月に予定されている私の更新にも影響が出るのでは、と思い、タイをはじめ、他国での移住可能性について模索した時期もありました。 ただ、昨年8月にマレーシアに行った際、ビザを取得した代理店の担当者の方に聞いたら、旧条件で取得した人は、各年ごとのビザの取得金額が上がった以外は変更なしだそうで、ホッと一安心。 その後の政

噂のコワーキングスペース&交流拠点、「焼津PORTERS」に行ってみた

岐阜県飛騨市から一気に静岡県焼津市へ! 噂のコワーキングスペース&交流拠点の「焼津PORTERS」にお邪魔してきました! 海を見ながら仕事ができるの最高! 鰹節乗せ放題のおにぎり最高! カフェ最高! この後、泊まれる機能も追加される見通しみたいです。

今、飛騨市が面白い アナログとデジタルが絡み合う街の魅力を感じてきた

岐阜県飛騨市の取り組みについては、なんとなーくは、これまでも耳に入っていた記憶があります。 ただ、あまりイメージが湧いていなかった。 7月26日、このオンラインイベントに参加し、「これは面白い。しかも、行かないとその魅力は分からなさそうだ」と感じ、日程調整に入りました。 どうせ行くなら、何かのイベントに合わせて行った方が良い。 そこで、前述のイベントで、登壇者である上田さんからご紹介のあった9月16日土曜開催の「飛騨古川地域らしさ探し2023夏」に合わせて行くことにしまし

飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/はじめに

これまで多拠点居住を中心テーマにnote記事を執筆してきたAtsushi Nagataです。 いつも記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。 突然ですが、2023年3月19日、栃木県日光市にコワーキングカフェ「カフェときどき」をオープンしました。 普段お読みいただいている皆さんの中には、「え、海外を含めた多拠点居住生活について書いてきた人がなぜ、日本国内でカフェを始めることにしたの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 私の中ではこの二つは繋がっているの

飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/きっかけはコロナ禍

以前、下記のような投稿をしました。それからだいぶ経ってしまいましたが、その続きを書きます。 これまで、下記のような多拠点居住を中心テーマにnote記事を書いてきましたが、それと繋がる話となります。 私は2018年11月にマレーシアのロングステイビザ「MM2H」を取得し、人生のどこかのタイミングでマレーシアに軸足を移した多拠点居住生活を送るべく、準備していました。 その構想に暗雲が立ち込め始めたのが、2020年4月の緊急事態宣言の後、2020年の7月辺り。 コロナ禍に伴

飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/物件探し

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飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/食品衛生責任者資格の取得

「飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで」シリーズの3本目となります。 これまでの経緯は以下のリンクを。 食品衛生責任者養成講習会についてホームページがリニューアルされていて驚いたのですが、下記のサイトにあるように、「食品営業許可施設及び食品営業届出施設の営業者は『食品衛生責任者』を選任することが 食品衛生法で定められています」。というわけで、調理師免許などをお持ちの方は改めて養成講習会を受ける必要はありませんが、そうではない場合は、各都道府県で開催されている「食品衛

多拠点居住と喫茶店計画とメタバース

私の多拠点居住(海外移住)計画と「喫茶店をやりたいな」という計画 とメタバース(VRChat 内での「ラジオ好き集まれ!集会」)とはつながっているのですが、それを解説していただいているようなインタビュー記事がテックメディア「CNET Japan」に載りました(多拠点居住についてはあまり説明していないけれど)! 今回のお話の肝の部分はここかな、と。 ↓ あとは、ここの部分について、 という面はあるものの、メタバースでも「格好良いアバターが作れる」「すごく大規模なワールドが