体育座りは健康に悪いのか?
体育座りをご存知でしょうか? 三角座りとも呼ばれることもありますね。
「その体育座りは身体に悪いから止めよう」という動きがあるそうです。
何でも腰痛を引き起こす要因になっているとかいないとか。
ほうほう、内臓を圧迫し、坐骨に痛みがでる等、悪影響が多いとのことですね。
ところで、皆さんは体育座りできますか?
実際に体育座りをしてみたところ、手で脚を抱えるように座れば何の苦も無くできました。
内臓は確かに多少圧迫を受けますが、小中学生ならお腹周りに脂肪もなくスッキリしていますので、苦痛に感じる生徒は少数でしょう。
坐骨に関しましては、痛みが出そうな気配さえありませんでした。
察するに、体育座りをしていたから腰痛になったのではなく、腰痛を持っていたため体育座りをすると辛い、そういう事ではないかな。
確か骨格の構造から考えると身体に優しい姿勢ではありませんが、そこまで苦痛を強いる酷い体勢でもありません。
卒業式や入学式、あるいは文化祭など、長時間座り続ける必要がある場合には椅子を準備するという対応でよろしいかと。
子供の人権にまで話が及びますか。
とはいえ、安易に変更するのではなく、まずは小学生に腰痛が増えているのか調査したうえで、実際にそうなら原因を明らかにする必要があります。
体育座りを廃止するかどうか検討するのは、その後のお話でしょう。ぶっちゃけた話をするなら、女の子座りの方が間違いなく身体に悪いです。
身体への負担という点からいえば、重すぎるランドセルの方が上ですが、半強制的に身体を鍛えるという効果を期待しての採用という説もあります。
必ずしも「楽に過ごせる=健康に良い」というわけでは無いことも、あわせて理解しておいた方が良さそうですね。
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