階段を登る際に気をつけたいこと
noteを読んでくださっているご利用者様が仰るに、2ヶ月ほど前から、帰宅時は階段を利用するようになったのだとか。
この方はマンションの15階にお住まいなのですが、階段を利用し始めた当初は、9~10階くらいになると足腰に疲労を感じていたそうです。
11階から上を目指そうとする場合は、ストレスになっていたわけですが、今では余裕を持って15階まで登れるようになったとのこと。
投稿記事が考えるきっかけになり、「生活習慣を見直しました」というお話を伺うと嬉しくなりますね。
ところが、です。
いつも通り階段を利用して帰宅していると、8階辺りから疲労を感じ始めたのだとか。
その日は「体調がイマイチだったのかも」と考えて、気にしないようにしたものの、翌日も同じ結果になったそうです。
なかなかに興味深い現象ですね。
腰や背中、あるいは脚に怪我を負ったというのなら、普段よりも疲労しやすくなりますが、もちろん、そのような事実はありません。
風邪などによる発熱時も、体力が低下するため疲れやすくなりますが、それなら気付きますよね。
とはいえ、明確な違いが生じているわけですから、そこには何らかの理由があります。
負担を感じずに登れる階層が半減しているのなら放置はできません。
そういうわけで、疲労を感じるようになった前後で「変更したこと」を改めて確認していくことにしたのですが、意外な事実が判明しました。
お住まいのマンションは、「く」の字型になっていて、東側と西側にそれぞれ階段があるそうです。
自宅に近いため、これまでは西側の階段を利用していたそうですが、気分転換を兼ねて東側の階段に変えたのだとか。
疲労しやすくなった原因はこれでしょう。
マンション等では、階段がふたつある場合、それぞれの向きが違う(左回りと右回り)ケースが多いです。
大半の人は、左回りが得意で身体を効率よく使えます。
逆に不得手の右回りになると、動作がぎこちなくなってしまうわけですね。
お住まいのマンションの階段を確認してもらったところ、やはり東西で向きが違っていたらしく、使用する階段を西側に戻すと「疲れる事もなく帰宅できました」とのこと。めでたしめでたし。
とはいえ、左回旋の階段ばかり利用していると、ますます左右差が強調されてしまいます。
15階まで登る場合、180度の左旋回は29度必要になりますが、右旋回は0ですから、無視して続けてもよいレベルではありませんね。
日によって交互に利用する階段を変更する、あるいは、率先して苦手な方(大半の人にとっては右回り)を使う、等が対策として考えられますが正直微妙です。
どちらを選んでも、バランスよく筋力を強化していくのは難しいように思います。
どうしたものやら、と思案していたところ、なんと@kojuroさんが解決してくださいました。
健康を第一にするなら、現段階ではこれがベストだと考えます。オススメはできませんけれども・・・。
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