ノベルティグッズはお好きでしょうか?
言わずとも知れた、企業が自社や商品の宣伝を目的として無料配布する例のやつです。
うちにも各業者から、カレンダーやボールペンなどを利用したノベルティグッズ製作のお誘いがきます。
作ったことはありませんけれども。
自社の屋号が入ったアイテムを贈るのは、なかなかに勇気がいりますよね。
ノベルティグッズを製作する場合、少なくとも、先方の迷惑にならないものでなくてはなりませんが、実はこれが難題なのです。
少し前に、とある方のnoteを拝見したところ、「社名入りのタオル(未使用)をいきなり雑巾にできない」と綴っていらっしゃいました。お人柄がでていますね。
※ 記事を引用させて戴こうと探したのですが見つけられませんでした
署名入りタオルも使い古した後なら話は違ってくるかもしれませんが、肝心の使いどころが難しいのもまた事実でしょう。
ノベルティグッズには、思いやりとセンスが必要不可欠なのです。
さて、数日前、郵便受けに厚さ2センチ程度の封筒が入っていました。司法書士事務所の印字が認められます。
「はて?司法書士事務所?」
心当たりがないため怪訝に思い差出人の詳細を確認すると、10年くらい前に関東に拠点を変えられた先生ではありませんか。
西宮にお住まいだった頃、定期的にご利用してくださっていたのです。
とはいえ、電話でもメールでもなく事務所の封筒を利用しての郵送とは解せません。ここは速やかに内容を確認した方が良いでしょう。
そういうわけで、開封し手紙に目を通すと「事務所のノベルティグッズを作ったので同封します」とのこと。
贈り物云々に関しては、似たような思考をする先生だと認識しておりましたので、ノベルティグッズとは意外でした。
司法書士先生の事務所のロゴ入りとなれば、雑巾にはできませんし、もちろん捨てることなどできません、これはどうしたものかと内容物を確認したところ同封されていたのが以下の画像です。
タオルではなくエコバック、まさかのイカ仕様。
事務所名に「イカ」が入っているわけでも、「イカ」を連想させる名称でもありません。ちなみに裏面は完全なる無地です。
要するに、イカバックには事務所を宣伝・アピールする要素が何ひとつありません。
いや、まったく意味がわかりませんが、そういう先生でした・・・。ご健在のご様子で何よりでございます。
ノベルティグッズを作成することがあれば、是非とも同じ路線を歩ませて戴きますね。