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花に触れ、花を愛すということ


突然だが
わたしはアルストロメリアが好きだ。
中学生のときの職場体験で
近所のお花屋さんを選び
そこでアルストロメリアとは出会った。
その時からだから
アルストロメリアを好きになって10年以上になる。

いま、わたしは入院中だが
我が家ではアルストロメリアが咲いている。
ツボミもちゃんと開いて
2週間以上咲いている。

入院前
わたしは毎日アルストロメリアに触れながら
声をかけていた。

「おはよう。今日もキレイに咲いてくれてありがとう」
「おやすみ。明日もよろしくね」

花にも感情があり、言葉が通じると
わたしは思っている。
愛してあげれば、キレイに咲いて応えてくれるはず。
だから
できる限り1日1回は声をかけ、花びらに慈しむように触れてきた。
こんなに長くキレイに咲いてくれているのは
それに応えてくれているからだと思う。

入院当日
わたしはアルストロメリアにこう声をかけた。

「入院行ってくるね。帰ってくるのを待っててね」

だから
今日もアルストロメリアは我が家でキレイに咲いている。
あと2日。
きっと変わらず咲いて
わたしの帰りを待っていてくれると思う。

そうしたら
「ただいま!待っててくれてありがとう」
って声をかけたい。
花びらを撫でながら、愛してるよって伝えたい。

自然はわたしたちの心を癒してくれる。
花があるだけで穏やかな気持ちになる。
花は喋れないけれど、言葉は通じると思っている。
親が子を愛すように
花のことを愛して言葉をかけていれば
ちゃんとそれに応えてくれると思っている。

帰ったらまた沢山お喋りしようね
たくさんたくさん愛してあげたい。

毎日、キレイに咲いてくれてありがとう。


アルストロメリア



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