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棒ノ折山

2022年9月某日、棒ノ折山という、ちょっと変わった名前の山へ行きました。埼玉県飯能市の名栗湖というダム湖のそばに、さわらびの湯という温泉施設があり、そこの第三駐車場に車をとめて、有間ダムの堤防を歩いて渡った先に、白谷沢登山口があります。

登山届を提出。

沢沿いの森の中の一本道をぐんぐん登っていく。水の音に癒されながら、意外とワイルドなでこぼこ道を、木の根をまたぎ、岩を超えて進む。いつも登り始めが体力的に一番きつい。

癒しのせせらぎ。動画撮っちゃった。
棒ノ折山名物「ゴルジュ」

こういう地形を「ゴルジュ」と呼ぶらしい。フランス語で「のど」の意味。
この岩と岩の間を流れる沢を登っていく。

滑らないよう慎重に。
ゴルジュの先に鎖場
さらにロープ場
岩場を抜けると樹林帯。
芸術的な木の根っこ
キノコを見つけるとなんか嬉しい。


約2時間で登頂。

2ヶ月前、都民の森へ滝を見に行き、ついでに山頂まで行ってみようかと軽い気持ちでスニーカーで登り始めたら・・・・・・きつい!すべる!怖い!無理!と途中で断念して分岐地点から下山した。
登山靴とザックを買い、慣らしのつもりで、子供の頃から何度も登っている高尾山へ。1号路から山頂、城山、影信山、陣馬山へと縦走もした。
きつかった。7時間もかかった。でもなんか鍛えられた気がした。
そして今回、棒ノ折山。脱・初心者の称号を手にした気分にさせてくれる、変化に富んだ意外とワイルドな山だった。

岩茸石

下山は、岩茸石まで来た道を戻る。
行き止まりみたいなこの岩の左側に、秘密の通路っぽく道があり、この先に続く「滝ノ平尾ルート」を下っていく。
入組んだ木の根と段差に、気が付けば右膝が痛くなってしまい、イデッ、イデッと思いながらなんとか下山した。
そして、さわらびの湯で汗を流した。



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