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眼鏡橋


眼鏡橋は1634年、キリスト教禁教の時代であり、仏寺が次々と建てられている中、興福寺の黙子如定(もくす にょじょう)により造られた。中島川の氾濫のたびに橋が流出するのを見かねて、中国から石工を呼び寄せて頑丈な石橋を造ったとされている。

川面に映る影が双円を描き「メガネ」に見えることからこの名前がついたと言われている。日本三名橋にも数えられており、国の重要文化財にも指定されている橋だ。

眼鏡橋が架かる中島川には、眼鏡橋を含め10の橋があり、水位が低い時は、階段を使って川縁に降り水際を散策できるようになっている。護岸にあるハートストーンは恋愛成就のパワースポットとして注目されており、訪れた際にはぜひ探してほしい。

また、紫陽花の時期には沿道にプランターで育てられた様々な種類の紫陽花が咲き誇る。
梅雨の時期の風物詩としても楽しめる。

ライトアップされた夜の顔にも魅力が詰まっており、特に長崎の冬の風物詩である2月のランタンフェスティバルの時期には、眼鏡橋周辺も提灯で華やかに飾られ普段以上に多くの人で賑わっている。


周辺には長崎らしさ満点のアイス屋台、オシャレなカフェなども点在している。フォトジェニックな観光名所として人気の眼鏡橋をぜひ訪れてほしい。

《基本情報》

・住所

長崎県長崎市魚の町と諏訪町の間

・アクセス

長崎駅前から路面電車(蛍茶屋行)で約4分、市民会館下車徒歩約4分

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