満開の桜色から沸き立つ青とオレンジ

記事の初公開日:2015年 05月 21日

アウエーには行けない私、セレッソ戦もTVの前で応援。
でも今回はヴィヴィくんサポ仲間の喫茶店「ファイン」さんが一緒にどうぞということで、彼女達と一緒に応援させてもらった。
やっぱり一人よりだれかと一緒にがいいな、TV前の応援でも。
一人だと祈るって感じの応援が、お仲間がいると後押しという感じになれるわ。

最後の最後まで勝ち点3を諦めなかった長崎に勝利の女神は微笑んでくれた。
遅延行為とられながらも冷静にコースを選んだGK大久保選手の正確なキックからその瞬間は始まった。それを受けた前田選手や梶川選手、黒木選手あたりから岸田選手に渡って、走り込んできた古部選手に。(反対側のWBの古部選手がなぜそこにいるんだろと思ったけど、洸一選手とヨンジ選手が交代した時点で竹内選手が左WBに上がって古部選手が洸一選手の右シャドーに入ったのかな?)古部選手はゴール向かう強いボールを蹴った。相手キーパーがそれをパンチングし、そのこぼれ球を竹内選手が難なく拾って、ゴール前に柔らかいクロスをあげたとたんTVの画面に梶川選手がフレームイン。その勢いのままジャンピングヘッドでゴール!
そのままゴール裏のサポーターの所にに駆け込んだ梶川選手はびっこをひいていた。彼に駆け寄るチームメイト。足がつって立てない古部選手が地面を叩いて喜んでいた。
アディショナルタイムいっぱいだったのに一人一人のプレーがとてもていねいだった。最後まで諦めていない証拠だよね。

満開の桜色のなかで圧倒的に少ない青とオレンジ。それでも際立って元気がよかった。大旗の数も負けてないし、TVを通して長崎のチャントがはっきり聞こえてくる。後半玉田選手が登場したら、長崎サポさん「喧嘩上等」歌ったよね?そっちがFW4人並べるえげつなさなら「やってやろうじゃない」って感じでグッドタイミング!TV前の私たちも勢いづいた。とにかくその応援がTVに映るたび歌が聞こえるたびに勝てそうな気がする勢いがあった。現地組のみなさん、すばらしい応援ありがとう。

じつはもう1つ今回のセレッソアウエーで期待する事があった。
サポのH氏から今シーズン引退した藤井大輔選手へのメッセージを集めているから協力してとのメールが来て、藤井選手に渡すゲーフラに私もメッセージを書かせてもらった。セレッソ戦の会場に藤井選手も来られていて、試合終了後、無事寄せ書きを渡して引退セレモニーを実現させたようだ。twitterなどを通して送られてくるそのときの記念写真。藤井選手は相変わらずのハンサムでさっぱりとしたたたずまいだ。長崎で彼を送り出すことができなくて、ずっと気になっていたし、このままでいいのかなという寂しさがあったが、寄せ書きに参加できて、記念写真を見て安心した。藤井大輔選手のネクストステージに幸多かれ!お幸せに!
H氏、寄せ書きに声かけてくれてありがとう。

個人的に印象に残った表情が2つ
試合終了直後の黒木選手、こみ上げてくるものを隠すように下を向いた顔。恋いこがれたキンチョウスタジアムのピッチの上で、セレッソ時代の様々な思いが蘇ってきたのかもしれない。
試合終了してもぴくりともベンチから動かないセレッソの椋原選手の悔しさに満ちた顔。プレーが悪くなかっただけに、作戦上前半でピッチを退かざるを得なかった悔しさや諸々を噛みしめているような表情。
むっくん、がんばれ!

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