翁長聖がフリーキックを決めた！

2020年 07月 31日

J２は２回目の３連戦。ミッドウイークの試合は大宮はアウエーで金沢と、長崎もアウエーで山口との対戦になっていた。
最近はDAZNのLIVEで長崎の試合を流してみて、終了後すぐに大宮の試合を見るという見方をしていたが、今回はちょっと後ろめたさを感じながらLIVEで大宮を見ることにした。
翁長選手ウォッチングだけでなく、サポーターさん的にドキドキを体験してみるのもいいかなって。

イケメンDF・河本選手と渡部選手の体を張った熱いプレーもみられるぞと期待していたら、スタメンが随分変わっていた。
３バックのマクシメンコ選手、畑尾選手、山越選手はわたし的には初めましてかな。
さらに右サイドの吉永選手も初めまして。ターンオーバーかな。怪我や故障じゃありませんように。

前回の松本山雅戦では、翁長選手がちょっとおとなしかった。疲れているのかな？田中隼磨選手に手を焼いているのかな？左で守って右で攻撃を作るような指示がでてたのかな？翁長くんがおとなしいという感じは解説の三浦やすさんも感じていたようで「翁長が上がって仕掛けるシーンが少ない。彼の良さをもっと活かしたほうが良いのに」みたいなこと言ってて、そうだそうだと一人納得。疲れているのなら、金沢戦はお休みかなとおもっていたら、今回もスタメン。がんばれ！

歓喜の瞬間は試合開始６分にやってきた。

奥抜選手がドリブルで仕掛けて勝ち取ったフリーキック。
ゴールに向かって左側、距離は２５メートル弱。すごくいいポジション。俊輔も大好きな距離。
ボールの前には左に小野選手、右に翁長くん。
切れ長お目目も身長もよく似た二人がボール前にいる姿が、なぜかジーコジャパン時代の俊輔とヒデやヤットの立ち姿を思い起こさせる。俊輔以外の選手で久しぶりにFKシーンでワクワクする。
翁長くんが蹴るならファーだろうけど、まあ小野くんだろうなあと思っていたら、翁長くんが蹴った！
ボールは壁をギリギリ超えてニアに！まぐれでなく練習を積み重ねた選手がけり出すような美しい弾道。キーパーが横っ飛びしても届かずゴール！

翁長聖が大宮移籍後の初ゴールをフリーキックで決めてしまった。

意外すぎる？
たしかに長崎サポには意外すぎるかもしれないけど、今シーズンの大宮の試合では翁長くんがFKのポジションに立つのはたびたびあった。そして実際に壁を超えて落とすような意図的なFKを２回蹴っていた（どちらも落ち切れずクロスバー上を通過したけど）。さらに左のコーナーキックを蹴るシーンもちょくちょくあったので、一番手ではないけど、キッカーの一人として期待されているんだと感じていた。そして近いうちにFK決めるかもと、ひそかに期待していた大宮サポさんも多かったのかも。

翁長選手のフリーキックゴールは、長崎方面でも衝撃だったみたい。
FK蹴れたのか？それも右足で？など多くの驚きがTwitterのタイムラインに流れてきた。
(大宮のほうでもつぶやかれていたけど、多くの長崎サポが今でも翁長くんは左利きと思っているようだ。実は私も昨シーズン初めまでそう思っていた。その後、ご本人に質問して右利きだとの回答をもらった。だから右利きなんですよ。）

試合後のコメントでフリーキックはずっと練習してきていたので自信があったと言っていた。ファンサポーターの皆さんを少し待たせてしまったけれどやっと得点できて、大宮の一員になれたと実感した。流れの中からのゴールじゃなかったけれど、今後も得点を積み重ねていきたいとも。

大宮の翁長聖はフリーキックも蹴る！
間違いなく長崎時代より大きくなっている！

大宮アルディージャの公式サイトに翁長くんのキック直前の写真が掲載されていた。さすがチームの専属カメラマンさんの作品。力づよく美しいフォーム。無断で引用させていただいた（許可してね）😅

そして下はFKシーンのDAZNのリピート映像。いろんな角度から見られてうれしい。

https://youtu.be/0gybbZEbAjo

翁長くんに先を越されたが、そろそろ中村俊輔選手のお手本のようなフリーキックが出て欲しい。　
ゴールに虹がかかる瞬間を待っている。