大宮アルディージャの45番と中村俊輔の話

記事の初公開日:2020年 10月 27日

けが人続出でここ3試合、ベンチメンバーを5人しか入れられていない大宮アルディージャ。
チーム内で紅白戦できるだけの人数がいるのかしら?と心配になっていたが、2人の選手が移籍してきた。
その一人、名古屋グランパスから期限付き移籍してきた青木亮太選手、ちょっと気になる選手。
とは言っても、プレーをしっかり見たこともない選手なんだけど。

じゃあなぜ気になるのか。
それは、磐田時代の中村俊輔選手のちょっとしたエピソードにつながる選手だから。

あれは2018年シーズンだったと思う、アウエー名古屋戦での出来事。
磐田ゴールに攻め込んだ名古屋の選手のパスコースに俊輔が体を入れて防いだあと、パスを受けようとしていた選手に向かって俊輔がなにか話しかけていた。
何があったんだろうね?
DAZNしていて気になったのは私だけでなく、何人かの俊輔サポさんもそれをつぶやいていた。

その後の記事で、俊輔がその選手にアドバイスをしたということがわかった。
アドバイスをされたのは秋山陽介選手。
そのパスを出したのが大宮の45番になった青木亮太選手だった。

その後、名古屋グランパスのサイトで、この様子が詳しく掲載され、なんと青木亮太選手も俊輔から試合中にアドバイスをもらったということだった。
青木選手がもらったアドバイスはパスの出し方だったらしい。具体的にやり方をやって見せたという。

名古屋の秋山選手と青木選手は、中村俊輔のちょっとほのぼのとしたエピソードの登場人物だった。
青木選手のキックになにか感じたから俊輔がアドバイスしたのかもしれないと思って、青木選手を見たかったが、昨シーズンは怪我で出場機会がほとんどなかったようだ。だからまだじっくりプレーをみたことがない。

その青木選手が 大宮に来た。どうもクロスやパスが得意なサイドの選手らしい?
となると、翁長選手とのポジション争いになるのか?はたまた二人が両サイドにいて、得意のサイドチェンジで幅を使った攻撃を仕掛けるのか、楽しみだ。

2017年、長崎では飯尾、翁長の両サイドバックが同時に高く上がってサイドチェンジからゴールを狙うというダイナミックな攻撃がスタジアムを沸かせた。これを仕掛けたのが高木監督だ。大宮ではサイドチェンジなど幅を使った攻撃が少ないが、高木監督がサイドチェンジからの仕掛けを捨てたはずがない。
まだまだ選手が足りてないし、苦境であることは変わりないだろうが、翁長選手のスタメン復帰や青木選手の参加は、おそらく今まで少なかった攻撃のバリエーションが膨らむことになるだろうとちょっと期待している。

俊輔と秋山、青木選手のエピソードが書かれている名古屋グランパスのページ
https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/?sid=68&cid=103


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