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2021年の別れ

2021年新たな出会いも多かった一方で、お別れも多かった年でした。特段なところは、母方の祖母とのお別れです。

祖母は長生きをしたのですが、コロナ禍ということもあり、2020年のお正月に会いに行ったきり、最後の方はあまり会うことができずでした。

晩年は、「もう生きんでいいぞ。」「ただ生きとるばっかど。」と仙人のようなことを口にする祖母で本当に悟ったような人でした。そんな祖母との思い出や学んだことは色々とあったなと思います。

特に、初めての書籍を出版した時は、一番喜んでくれて一番買ってくれたのが祖母でした。生きている間にもう1冊とも思っていましたが、それは叶わず。ただ、今年はニュートンのムックで14ページ担当したので、それに近いことができ、仏壇にもお供えできました。

名言も多く「仕事は大勢でせい。うまいもんは小勢で食え。」「
(来客時に)何も出すもんないな。手でも出すか。」「(お土産をもった時にそれを茶菓子に出して)もらっちまえばこっちのもんだ。」など、気まずくならないようにユーモアを交えながら、常に他人のことを気遣っていた様子は、まさに生きた教材。そんな祖母と一緒に過ごせた時間は、かけがいのない財産です。


そして、幼少の頃から関わりのあった実家の近所の方々にも、今年お別れとなった方々が複数名います。その人たちのことをこれからも絶対に忘れない。そして恩に報いるように過ごしていきます。

2021年の最後になりましたが、これまで関わりのあった多くの方々に感謝。もっともっと実力をつけて活躍してたくさんの恩返しができるよう、これからも楽しく精進していこうと思います。

※写真はイメージです。祖母は、冬にひまわりの花を咲かせて新聞に載ったことがあり、ひまわりのイメージのため。

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