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アジア旅の記憶

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世界中を旅しているように見えて、実は内心は孤独で不安になる瞬間がある。ポジティブな一面だけでなく、リアルな旅の経験を共有します。
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#日記

【ブルネイ空港泊】バンダル・スリ・ブガワンで何もないなんて言わせない「週末アジア」!

こんにちは、studio iota label のビビリな冒険家・前田紗希です。 ボルネオ島の豊かな小国、ブルネイ・ダルサラーム。 国名は「永遠に平和な国」という意味です。 2019年3月に成田とブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンの間に直行便が就航し、ぐっとアクセスしやすくなりました! ブルネイってどんな国? については前回の記事を参照していただくことにして。 おもむろですが、ブルネイ国際空港で空港泊(野宿)は可能か!?という体験レポートです。 いきましょう

【台湾】台北旅行しちゃお。暴力タクシーお構いなしで、大切という気持ちが情熱を生む。

こんにちは、studio iota labelのビビリな冒険家・前田サキです。 平日の2泊3日を利用して台湾の台北へ行ってきました! 航空券+台北駅からとても近いゲストハウスを自力で手配。 今回は台北で「この先を生きる!」がテーマです。 鉄道利用を中心として気になるスポットを訪れてみました。 … 妹分「私は29歳までしか生きないと思っているの。 すごく何となくな予感だけど。」 わたしの大切な妹分が、そう話していたことが、旅のキッカケ。 私「じゃあ貴女が30歳を迎

【とりっぷto上海】初めて訪れた中国で目に映る新鮮な光景☆イオ子の不思議な旅日記(七宝、田子坊、天山茶城)

上海を訪れた。表は華やか、ほんのちょっと裏に入ると雰囲気がガラリと変わる。 親子連れの3人乗りバイクとすれ違い、駅では手荷物のX線検査がある。気温の35度に、クラっとする人混み。 明清時代の面影を残す水郷「七宝」、 食べ歩き天国の迷路「田子坊」、 ありとあらゆる中国茶が集まる「天山茶城」。 ガイドブックに載ってるようで、そんなに載ってない”B級観光スポット”を選ぶ、女子旅の後編です。 朝からビービーとクラクションが鳴り響いている。クーラーの効いたホテル インターコンチ

香港はひとり歩きに向いている!B級食べ歩き天国、香港の下町「北角」でトラムとともに、市場を散策。

北角(ノースポイント)という、香港の市民でにぎわう下町の地域。 市場の中を歩きながら、「チリンチリン」警笛を鳴らすトラムに出会うことができる場所です(*・ω・) 30cmの距離で! 香港を代表する景色として、パッと思い浮かべるのが "2階建てのトラム" 、という人も多いのではないかと思いますが、 このトラムは市場の中を通り抜けており、 その横では、ナニゴトもなかったかのようにお店が営業しています。 北角では日常の風景も、私たちにとっては迫力満点! そして、知る人

真冬に熟れるアジア旅 ハノイ

ベトナム・ハノイへとやってきました。 ビービーと鳴り止まないクラクション。 辺りの色はあっという間に夜へと変わっていき、やわらかい灯りがつきはじめました。 おびただしい数のバイクに容赦なくクラクションを浴びせて、ひゅんひゅんと走っていく路線バスは、もはや車道も歩道も関係なくって、 「もっとみんなで順番を待ちながら走ったらいいのに?」 と思っていると、 まるでゲームセンターでのゲームをしているかのような非現実感がありました。(シートベルトが無いのでアウトになったら手

真冬に熟れるアジア旅 重慶マンション ~ 深セン(中国)!

【重慶マンション ~ 深セン(中国)】 「言葉をひとつ覚えただけで、乗り物にひとつ乗れるようになっただけで、これほど自由になれるとは思わなかった。 街頭で新聞を買い、小脇に抱えて歩いてると、おじさんおばさんに道を訊かれる事もあります。 異国にありながら、異国の人からの特別な関心を示されない。 こちらは好奇の目で見ているが、向こうからは少しも見られない。 それは、自分が透明人間になっていくような快感があります。」 言わずと知れたバックパッカーのバイブル本『深夜特急』

真冬に熟れるアジア旅 東南アジア最後の秘境【ラオス】!

【ハノイ ~ ラオス・ルアンパバーン】 東南アジア最後の秘境と言われているラオスは、湿り気のある濃厚な空気が流れています。 街全体が世界遺産として登録されている都市が、ここルアンパバーンです。 山間部の小さな町ですが、欧米人のバックパッカーが多すぎて、 「なにこれ?ルアンパバーンってホントに最後の桃源郷?」 って感じで、ちょっと何処の国に居るか分からなくなってきました。 クラブミュージックがガンガン掛かり、蟻(アリ)の這うベッドで 「わたしは一体何をしているのだ