見出し画像

青春

閉鎖的空間のあの場所が
おかしいということは事実であって
手元のディストピア小説と何も変わらないと思った。

けれども反芻する空想を現実と見紛うようになって
忘れていたのに、ふとした瞬間に襲ってくる。
ニュースの指摘は歪んでいて問題なのはそっちの方じゃないか。

捕縛された私はいつになったら。
競争で発展はあるかもしれないが、比較は苦しいもので、劣、劣、劣の文字で埋め尽くされる。
こんなものに意味なんてあるのか。

かわいいというだけで、そこに価値がうまれて、
たくさんのかわいいが溢れていて、みんなピンクで、
憧れは苦しいので、鏡ばかりみてる女子高生。

何も無いことが1番の焦りであったような。
これまで何もできなかったのか、覚えていないのか、今でも身体、虚空みたい。

呪縛に囚われている。
羨ましい。1つのことに打ち込めることが。そういう環境があることが。そういう比較。

きっと 
誰かを尊敬できたとき、
私は私を好きになれる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?