新沼希空の決断をうけて
皆様ごきげんよう。
人生上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある。それはハロヲタになっても同じこと。自分の望むようにいかないことも、山のようにあった。
でもこの間は、さすがに神様を恨んだ。
つばきファクトリーのリーダーである新沼希空が、春ツアーをもって卒業することが発表された。
M lineに入ることも、きしもんのように他の事務所で活動を続けることもない。芸能界を引退し、新しい挑戦をするとのことだ。
去年11月7日にリーダーを引き継いでからわずか2ヶ月半。来月にはアルバムの発売も控えている。
これからのつばきファクトリーがますます楽しみになっていた矢先だった。
あまりにも唐突な発表に、言葉を失った。
嘘であってほしい。
その気持ちは今も消えていない。
まだまだ新沼希空の率いるつばきファクトリーが見たい。
だけど、事実は変えられない。
一番最初に好きになった浅倉樹々が卒業。
そして同い年の山岸理子、同郷の岸本ゆめのも旅立った。
ハロヲタの入口になったのがつばきファクトリー。広島で出会ってもう1年半になる。
でもそんなグループに限ってこうなるのはなぜ?
心中穏やかなわけがない。
運命は本当に残酷だ。
コメントを読み、後から寂しさがこみあげてきた。
当然だけど、僕たちにはどうすることもできない。
分かっているはずなのに、無力感にさいなまれ、悔しさが募った。
悔しくて悔しくて、泣いた。
オリジナルメンバーとしてグループをけん引。インディーズ時代を知るメンバーは、谷本安美との2人だけだ。
もはや生き字引と言っても過言ではない。
さらにメイクやファッションにこだわりを持ち、身だしなみリーダーとしても存在感を発揮してきた。
アドレナリン・ダメでカッコいい一面を見せたかと思えば、スキップ・スキップ・スキップでキュートな姿も披露。初恋サンライズでは「きっと…これが恋」のセリフパートを完璧にこなしている。
決してきそら推しとは言えないながらも、表現の振り幅には強く魅せられてきた。新沼希空というピースがハマって完成された曲も一つや二つではない。
今年10月で25歳になる。
ばくわら世代の自分よりは一つ年下だ。
そうとは思えないほど自分をしっかりと持ち、ここまで全力で駆け抜けてきた。
卒業は昨年初めから話していたとのこと。
色々と考えて悩みぬいたんだろうな。
その間には3人がつばきファクトリーを卒業。
その胸中はどのようなものだっただろう。
もうステージで歌ったり踊ったりする姿を見ることはできない。
そのことが何よりさみしくて辛い。
家族のように愛するグループを託すだけでなく、芸能活動にも区切りをつける。
生半可な気持ちで決断できることじゃない。
メジャーデビューから苦楽を共にしたあんみぃ、瑞歩(小野瑞歩)、まおぴん(秋山眞緒)、さおりん(小野田紗栞)。そしてリトキャメにも絶大な信頼があるからこそ。
メンバーは皆、各々の個性を発揮して活躍。
それぞれのステージで、強くたくましく咲き誇っている。
春ツアーを終えた後、どう進んで行くんだろう。
心配がないと言えばウソになる。
だとしても、その時はいつかやってくる。
目を背けちゃいけない。
受け入れていくしかない。
残されたキャメリアたちが、きっと必ず高みへ導いてくれる。
僕もそう信じてる。
僕たちにできることは一つだけ。
彼女たちを純粋に愛することしかない。
これまでも数えきれないほど、愛と元気と勇気をもらってきた。
それは人生の大きな活力であり、希望だった。
時間は限られている。
下を向いてる場合じゃない。
今ある9人のつばきファクトリーを、じっくりとかみしめていこう。
最後の最後まで、全員の力で、これ以上ない“最上級Story”を描いていこう。
旅立ちの日に、「新沼希空がリーダーでよかった」と心から思えるように。
それではまた。
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