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山岸理子の卒業によせて

サムネの引用元はこちら


まえがき

皆様ごきげんよう。

昨日、つばきファクトリーの秋ツアー名古屋公演が終了。リーダー・山岸理子(以下理子)の卒業まであとわずか。残すはラストの日本武道館公演です。

4月13日に卒業が発表されてから約7ヶ月。その目で今のつばきファクトリーを見たい気持ちと、その日が来てほしくない気持ちがせめぎ合っています。

自分がハロヲタになるきっかけとなったつばきファクトリー。そのグループを先頭に立って引っ張っていたのが理子だった。しかも同い年。何も知らない分とっつきやすかったし、勝手だけど親近感を感じずにはいられなかった。

ハロプロ研修生に加入してから約11年。つばきファクトリーのリーダーになってからは約8年。それだけ長い間、重圧のかかるポジションで奮闘してきたことには、ただただ尊敬の念を禁じ得ない。

きしもん(岸本ゆめの)にも感謝

今回は、新たな旅立ちを控えた理子に関して、同世代のハロヲタから色々と語っていきます。そして、僭越ながら今までの感謝の思いも伝えさせていただければと思います。


プロフィール

簡単に理子のプロフィールを掲載しておきます。

公式サイトより引用

生年月日:1998年11月24日
血液型:B型
出身地:千葉県
趣味:映画鑑賞、舞台鑑賞、カフェ巡り
好きな音楽ジャンル:HIPHOP、R&B、J-POP
好きなスポーツ:バドミントン
座右の銘:みんなちがって、みんないい。
ハロー!プロジェクト加入:2015年4月29日(つばきファクトリー結成日)

公式サイトより引用

出会い

理子を初めて見たのは、去年7月16日の広島公演。ハロヲタとなった日であり、樹々(浅倉樹々)を初めて見た日と同じです。

実はその日、本当はアンジュルムの公演を観に行くつもりでした。でも押さえていたのはつばきファクトリーのチケット。なんでだよ…自分のポンコツさを嘆きました。

さらにわかにゃ(松本わかな)のコロナ陽性により、アンジュルムの公演は中止に。何とも言えない気持ちになったけど、このまま帰るのもなあと思い、そのままつばきファクトリーの公演に参戦することにしました。

予備知識なんか全くといっていいほどなかったけど、理子が同い年なことは知っていた。その分注目して見ていたけど、パフォーマンスのかっこよさに衝撃が走ったのは今でも忘れられません。

ホンワカした見た目からは想像もつかない力のこもったステップ。芯があって伸びやかな歌声。そしてMCで見せた優しい笑顔。このギャップに惹かれ、山岸理子を応援しようと心に誓いました。


卒業発表

その日は木曜日。「お茶の間さまの言うとおり」を見た後、その余韻で何気なくX(旧Twitter)を開くと“つばきファクトリー 山岸理子、岸本ゆめの 卒業に関するお知らせ”というリリースが。

一瞬何を言っているのか分からなかった。
目の前が真っ暗になり、思わず頭を抱えた。

全身の力がスーッと抜け、スマホを持つ手は病人かの如く震えた。
溢れる涙をこらえることができなかった。

樹々が卒業してから約2週間、まだまだ寂しさがあった中での発表。しかも自分が好きになったメンバーが次々とグループを去る。心中穏やかなわけがない。精神的にもかなりきつかったし、本当に苦しかったです。

そこからずっと、これからのつばきファクトリーのことを考えていました。オリジナルメンバーとして、きしもんとグループを支えてきた理子。歌姫とともにグループの旗頭が旅立つことは、不安で不安でしょうがなかった。

これからグループを引っ張っていくきそら(新沼希空)、あんみぃ(谷本安美)もいるとはいえ、先が全く見えなくなった。今思うと、当事者でもないのに偉そうだな(苦笑)

理子も今年で25歳。年齢から考えても、覚悟していた部分はありました。今まで酸いも甘いも数多く嚙み分けてきただろうし、アイドルとして“やり切った”というのも理解はできます。

卒業後は舞台女優の道に進みたいとのこと。新しい夢を追いかけることに対しても、もちろん応援したい気持ちは持っています。

それでも、ダメだった。
心と身体が受け付けなかった。
目の前にある事実を、無意識に拒否していた。

コメントに目を通すと、応援してくれる全ての人への愛にあふれていて、理子の性格のようにどこまでも優しくて…その気持ちを伝えるまっすぐで澱みのない言葉に、噓偽りなんてあるわけがない。

だとしても、やっぱり寂しかった。
温かい言葉と気持ちに触れるたびに胸がつぶされ、視界が涙で霞んだ。

でも、これは本人が悩みぬいて出した結論。信頼できる同期がいて、成長しているリトキャメがいるからこそ、愛するグループを託すんだ。前向きでポジティブな卒業だ。

僕たちはあれこれ言うんじゃなくて、「頑張れ」って背中を押してあげないと。悲しんでばかりじゃだめ。そんなこと理子自身が一番望んでいない。前を向いて、笑顔で送り出そう。

無理矢理にでも自分に言い聞かせていました。
受け入れることに必死でした。

そこから幾分か月日が経ち、少しずつではあるけど事実を飲み込めるようになってきました。

これからの理子も、これからのつばきファクトリーも、最新が最強。

今は自信をもってそう言える。本当に楽しみだ。


リーダーとしての山岸理子

約8年間リーダーを務めてきた理子ですが、どのようなリーダーだったのでしょうか?いくつかの点に分けてお話ししていきます。


①   相手のことを一番に考えられる

理子は“優しい”という言葉が本当によく似合います。誰かが困っている時にはそっと手を差し伸べるし、自分にとってのメリットより相手にとってのメリットを優先して行動しています。

こちらの動画の14:43付近からをご覧ください。以前、グループ内で意見が激しく衝突し、対立したことがあったそうです。全員の意見を上手くまとめられず、一時は“もう辞めようかな”と思うくらい追い込まれました。

そのとき“自分らしい”リーダーは何か自問自答。誰かが困っているときに助けに行ったり、話しかけやすい雰囲気を作ろうという意識で行動しました。

卒業コメントで「良い時も悪い時も運命共同体」と話していたことからも、仲間思いであることが分かります。

「いつも周りを見て行動し、励ましてくれたり、温かい言葉をかけてくださる」(河西)
「お母さん的存在、柔らかい雰囲気に助けられていた」(新沼)
「いつも優しく包み込んでくれて、いてくれるだけで安心させてくれる」(小野)

卒業発表時にメンバーが更新したブログで、理子の性格について言及されています。ご覧の通り、同期からも後輩からも強い信頼を得ていることが分かります。


②   心に余裕があり、ポジティブ

「行くぜ!つばきファクトリー」のご褒美企画で、スタジオ内で羽毛布団で寝るという斬新な企画を敢行。「どこでも寝られる」と本人が言うとおり、15分後には寝入るほどでした。

その後、きそらとまおぴん(秋山眞緒)が巨大クラッカーを持ってスタジオに侵入。「理子おはよう!」と盛大な寝起きドッキリを行いました。

普通なら怒ったりするかもしれません。ですが理子は「またドッキリ仕掛けられた~」と言いながらも「寝られて満足です」と笑顔で話していました。

心に余裕があり、目の前の出来事をプラスに捉えられていることが分かります。日々充実していて、落ち着きや余裕があるということなのでしょう。


③   自ら行動を起こせる

きしもんによれば、つばきファクトリーのイメージ通り、女性らしくておっとりした一面もあります。つばきファクトリーの結成発表のときには、白のブラウスにスカートを着用するなど、穏やかなイメージが当てはまるのではないでしょうか。

ですが、リトキャメの加入以来、「自分をもっと見せてもいいんじゃないか」と考えるようになりました。NiziUのライブを見て「え、めっちゃ可愛い!染めたい!」と思い、翌日マネージャーに連絡して髪を染めたそうです。すごい行動力だな。

あんみぃによれば、「服装もたまにギャルのよう」とのこと。幼い頃からダンスを習っており、派手な服をよく着ていたり髪を染めたりしていたこともあったんでしょう。だからこそ、「妄想だけならフリーダム」では違和感なくギャルに扮することができたんですね。

マジで可愛いな…

Message For Riko

最後に、感謝の思いを伝えさせてください。

この度は、ご卒業おめでとうございます。

ハロプロどころかアイドルにすら無頓着だった自分が、つばきファクトリーに出会えたことで、人生が大きく変わり、充実して濃密なものになっていきました。

その中で先頭に立って引っ張っている姿を見ると、元気と勇気をもらえました。年齢の同じ女性が、メンバーを統率してビシッとまとまったパフォーマンスで魅了する。どこまでもカッコよくて、美しいツバキが咲き誇っていました。

めぐり合わせてくれたことに、感謝してもしきれません。

本当にありがとう。

全力で応援していた分、いざ卒業が発表されたときは本当にショックでした。頭がこんがらがり、何を言っているのか意味が分からなくて…あのときは毎日のように泣いていました。

それでも、理子が言うように、残されたメンバーが、これからのつばきファクトリーをもっともっと素敵なグループにしてくれるはずです。常に過去最高を更新し続けると確信しています。

だから大丈夫。何の心配もしなくていい。
いつの時代も、最新が最強です。

これからは、舞台女優という新たなステージで活動されることと思います。周りのことなんか気にしなくていい。自分の思うように道を切り開き、理子にとっての“最上級Story”を描いていってください。

ハロプロの入口になったつばきファクトリー。
そのリーダーが、あなたで本当に良かった。

理子がリーダーだったからこそ、つばきファクトリーが心から愛すべき存在になったんだと思います。

寂しさがないといえば嘘になります。
そんなネガティブな気持ちはもう残したくない。

これは決して、悲しいお別れじゃない。

だから、さよならは絶対に言いません。

キラキラ輝く未来へ、行ってらっしゃい!

理子の今後に幸あれ!!!!


あとがき

可惜夜(あたらよ)

それは明けてしまうのが惜しいほど素晴らしい夜のこと。

11月6日、日本武道館で迎える最後の夜が、心の底から“可惜夜”と呼べるものとなるように。

可惜夜が明けた暁が、何よりも美しくなるように。

旅立つ人に、最大級の愛、感謝、尊敬を込めて。

夢と希望に満ち溢れた空間を、全員で創り出そう。

そしてまたいつか、必ずどこかで会えると信じて。

それではまた。

p.s.卒業後の初舞台は絶対行きます。

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