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「ていねいなくらし」をするということ

心が疲れたら自炊を凝るようになった。

「何をすればいいのか分からないけどその分からないことが分からない」みたいなことが最近多い。

主に研究なんですけど、卒論の進捗がいいような悪い感じです。良くはない。決して良いわけではない。

他にも色々心が荒むポイントが貯まりつつある。ポイントカードがあれば先月から今月にかけて4枚くらいは溜まっている。焼肉屋さんのポイントカードなら良い肉かそこそこな額の割引くらいにはなる枚数だ。

その度に自炊をするようになった。

料理は昔から好きだし、度々料理のnoteは投稿している。ありがたいことに、自信を持って書いている記事よりも伸びたりするとそれはそれで複雑にはなるくらいには反響があって嬉しい。

最近の自炊シリーズをまとめて投稿しようと思う。

焼き野菜
ペペロンチーノ卍

この前はダッチオーブンの季節なので焼き野菜をしてみた。野菜を食いたいときってあるじゃないですか。その日でした。野菜を切って、ダッチオーブンに入れて、塩振ってオイルちょろっと垂らしてそのままグリル。はいもう美味い。美味かった。

下のパスタは漫画『めしにしましょう』で登場した「ペペロンチーノ卍」。どの辺が「卍」かというと、このソースにはニンニクがアホほど入っている。アホだけにね!ガハハ!!
ニンニクを白ワインで煮込んで、さらに焼き野菜にしていたお芋とキノコを足して、それを撹拌。
パスタにおける乳化をあらかじめやってしまうという合理的な荒技のパスタソースが完成した。さらにそこに肉を焼いて載せるという暴挙。頭の悪い味がして美味かった。当分いらない。

常夜鍋、アジ刺し、生シラス、ヤングコーンの湯引き
釜炊きご飯

こっちは今日作った週末の自分へのご褒美御膳。昔からやってみたかった常夜鍋を作ってみた。昆布水と酒、生姜だけで出汁を作って、そこに肉と野菜をしゃぶしゃぶ。気づいたら野菜が消えていた。びっっくりした。思わず野菜追加した鍋はいつ以来だろうか、多分初めてだった。

それといつもの魚屋さんで買ったアジの刺身と生シラス。生シラスには刻んだ生姜を混ぜてみた。美味かった。

さらに今日買った酒徒さんのおうち中華レシピ本にあったタレで湯引きしたヤングコーンを和えたヤングコーンの湯引き。これまた美味かった。

あと米も炊いた。ちゃんと浸水時間計算して、水分量も計算した。美味かった。

それをビールと日本酒でぐびぐび。たまらん。

この時間があればなんたらが出来た。みたいな不粋なことも思い浮かぶ。当然思い浮かぶ。やらないといけないことしかないのにやっているのだから。

やることが一列のなかで2マス空き続けているテトリスみたいなことになっている。気が狂いそうだ。それでも料理をしている間は没頭できるような気がしている。

悲しいことに、自分にはそれなりに作る飯が美味いという才能があったらしい。自分で作って失敗したと心から悔いたことは少ししかない。まぁ、ご飯を不味く作るって余程のことがないとあり得ないんだろうけど。

ていねいなくらしのおかげで、自分が置いてきたゆとりを享受できているのかもしれない。また疲れたらゆっくり料理をしようと思う。

今日の美味かったを忘れないように、とりあえず書いてみた久しぶりのnoteも悪くないのかも。

書きたいことはたくさんある。またこれまでのゆとりがあった自分を見つめ直すために、定期的に書きに戻ってきます。

ではまた。

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