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d&department aichi by kenmei nagaoka 5


愛知県知多郡阿久比町字植大(うえだい)の最初の物件が、住んでいらっしゃる家族の事情で契約までには至らずでしたが、その後、家族の皆さんとは友好に別れ、僕もチーム愛知のみんなも、商工会青年部の方も、やはり、長らく住み働いていた場所を借りるとは、大変なことなんだと知るのでした。

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この物件が故郷である愛知県阿久比町に何かで関われる具体的な場所となると、勝手でしたがとても期待し、妄想が膨らんでいたので、「難しいです」という返事を頂き、3回ほどの交渉の末、諦めることになった時、本当に落胆しすぎて、我ながら「期待しすぎる」とよく妻に指摘されていたそれになって、笑うに笑えず、しばらくはボケッとしようと思った矢先、励ましのように次の候補物件を探してくれた商工会の加藤さん。

何だか泣けてきました。

こんなに自分の土地が活気づくかもしれない僕のプロジェクトのために、一生懸命にしてくれる。僕も頑張らないといけません。
ありがとう。

と、いうことで、とにかく機屋のノコギリ屋根を見つけたら飛び込みで「こんな人がいて、中を見せてもらえませんか」と事前に交渉してくれた状況での愛知入り。



そして、加藤さんと二人でお邪魔し、前回も書きましたが30年間、廃業から何も手をつけていない工場を見せて頂き、短時間ではありましたが、僕がd愛知としてやりたいこと、d&dについての資料などを見て頂き、熱く夢を語ってきました。

何とか2019年内に、いい知らせがくることを、面会の雰囲気で感じ、今度こそ行けるかもしれない。今度の物件は敷地の中に4つ程の小さな別棟があり、敷地内を散策する楽しみも見えて、またしても勝手に超ワクワクしてその日は解散。



近くの「半田市」という場所のビジネスホテルに泊まり、翌日、勢い余って、もう一度、外から物件を見たり、この物件の最大の問題である「敷地に車で入って来る時の動線」について、一つだけ私道のような道があり、もし、借りることができたら、この道を持っている方に交渉して、d愛知はこの道から入っていくように頼もう。そんなことを考え、明るい時間に東京へ戻りました。

その夜、商工会の加藤さんから、「明日、フラっとどんな感じか挨拶に行ってきます」と。本当に嬉しくて、故郷、阿久比町への思いもどんどん増して、商工会から講演に呼んで頂いたご縁を再び、思い返ししんみりとその日は寝ました。

翌日、可能性はゼロに近いという内容の加藤さんの一本のメールで、起きました。

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