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d news agui日記1/10「クラウドファンドしてみて」

愛知県知多郡阿久比町に完成しつつある「d news agui」は、町に暮らすみなさんに向かい、クラウドファンディングを呼びかけ、資金を募りました。
つまり、町に必要な場所かどうかを、みんなに聞いてみたのです。
まず、クラウドファンディングをやってよかった点を挙げるとしたならば、そこから始まります。

最初に申し上げておきたいのですが、クラウドファンディングについて、とても否定的な考えを持っている方も中にはいます。
しかし、そうではなく、「応援したい」「実現させてあげたい」という方々もいらっしゃいます。「自分の夢を人のお金を使って叶えていいのか・・・・・」「毎回、毎回、お願いして、物乞いみたいでみっともないと思われるのでは無いか」とか、思ってしまうところですが、ここは「勇気」です。前を向いて「お願い」ではなく「問いかける」

「本当に必要だと思ってもらえるならば、一票ください」と。

2020年12月25日をゴールに、設立の資金を「レディフォー」を使って多くの方々、特に阿久比町のみなさんに呼びかけました。そして、目標の1,500万をはるかに超え、最終21,152,000円が集まりました。

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ちなみに、「レディフォー」さんを選んだ理由は、クラウドファンディングを何度も使って資金を集めてきた経験からですが、やはり、とても緻密に丁寧に、やってみたいことや、進行状況などをページに表現したり、日々、更新したりしなくてはなりません。その「やる気を伝え続ける」ことについて、並走してくださる事務局のスタッフさんの丁寧さです。

マラソンでいうと、自分と同じスピードで走り続け、コースや自分の走り、精神的なフォローなど、くじけそうになった時に、支えてくれたり、多くの成功、不成功実績をもとに、傾向ややった方がいいことなどをアドバイズしてもらえる点など、自分一人ではなく、事務局として応援してもらえることは、本当に助かります。もちろん、ここについては「有料」なのですが、手数料を払って並走してもらった方が、長い目での挑戦を考えた時、仲間がいて走れる安心が大きいです。
https://readyfor.jp/projects/dnews_aichi

さて、最終ゴールを切り、その資金で無事、着工、そして、1年ごの2021年12月25日に、7割の完成で引き渡し。ここから自分たちで壁を塗ったり、建物の中で使われていた材を有効活用して洗面台を作ったりなど、DIYをしながら完成へと進んでいます。

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ほぼ、完成した今、「正式オープンはいつですか?」という質問をとても頂きます。とても嬉しいお話です。これまではずっと「2022年2月」つまり、来月あたりまでには、と、お答えしていましたが、昨年末の2021年12月の引き渡しの際に、そもそも僕に大きな応援をくださった皆様、つまり、クラウドファンドに参加くださった方々にまず、見ていただこうと、通常営業の状態まで準備を重ね、お披露目。それを「プレオープン」という言い方を、みなさん、していただきましたが、僕の中には「支援者への感謝と、まずは真っ先に報告したい義務」のようなものを考えていましたので、「特別なオープン」ではなく「現状報告」をしたつもりでいました。もちろん、お花やお祝いなどは遠慮させていたたきながらです。

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この2021年、12月25、26の2日間の「現状報告公開」の、なんとも言えない幸せな雰囲気が良すぎて「これはなんだろう」と思い考えていくうちに、
ここに集まっているほぼ、すべての人たちが「応援者」の集まりであること。クラウドファンディングを実際にして、一票のアクションをしているみなさんであることを改めて感じ、そんな人たちだけが集まると、こんなにも「対話」や「買い物」など実際の生活用品の販売業務がただの「接客」や「販売」を、また、「店員」と「お客」の境目をなくし、「仲間」になれるのだと実感。

これこそ、僕が思っていた理想的な関係だと感じ、逆に「一般公開とはなんだろう」「正式オープンとは、どういうことなのか」もっというと「このまま営業開始しては、いけないのだろうか」ということなどが、ふつふつと思い、あることを決めます。

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