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自分の人生を大きく変えたカナダでの3週間

#エンジンがかかった瞬間

私は今、アメリカで仕事をして3年目になる30歳です。それまでは大学卒業後カナダ留学(1年)、帰国後3年半高校で教員を務めました。

今では英語を使って仕事をする日々ですが、20歳まではほとんど英語に触れてこず野球三昧でした。

私にとって「エンジンがかかった瞬間」は間違いなく、大学3年のカナダでの3週間の語学研修でした。これがなければ今、アメリカにいることはないでしょう。

大学3年生の私は、英語の教員免許が取得できる学部に通っていましたが当時のTOEICの点数は350点。

とても教員になれるほどの力はありませんでした。

教員を志したきっかけも野球の指導者になりたいからでした。(このころ別の教科の教員になることも考えていました。)


そんな当時教員だった父親に

「教員は部活で飯を食っていくわけではない。教科指導がまずは大切だ」と英語の力をつけなさいと言われたことを思い出しました。

大学で募集がかかっていたカナダ3週間短期研修を目にして、まずは一度行ってみようと決心しました。

英語が満足にできるわけではなかったが、カナダでの時間は私に刺激とモチベーションを与えてくれました。

当時大学で使用された留学後の感想文

カナダでの3週間を通して、私は

「自分はこのために英語を学ぶんだ」

と学ぶ意味が明確になった。それと同時に

「生徒たちにこの感覚を少しでも伝えることが教員としての役目になる」

と確信しました。

そこからは、これまで手を付けてこなかった英語学習へのモチベーションがあがり、授業への取り組み姿勢、授業・練習以外の時間の大半を英語学習に費やすことになりました。

TOEICの点数を上げることが自分にとっては一番わかりやすいと感じたのでTOEICの勉強、そして教員になるうえで基礎となる文法、発音は学んでおきたいと感じたのでその辺りを中心に学習しました。

一年でTOEICの点数は715点まで上がり、英語が楽しいと感じるように。

しかし、まだまだ学びたいと感じた私は大学卒業後もう一度カナダへ。

そして1年後には教員採用試験が免除となるTOEIC865点を取得し日本へ帰国しました。

↑カナダ留学後に寄稿した体験記です。


その後3年半は教員として教壇に立ち、退職し渡米。

今は、アメリカで野球の指導をしています。

あの時の3週間がなければ私は今、アメリカにはいません。

貴重な体験や人々との出会いはすべてあの体験から始まったと言えます。

3週間で何かが劇的に変わるわけではありませんが、考え方、価値観が変わればその後の行動が大きく変わります。

*その頃から現在までの人生について書いたものが以下になります。

今、行動を起こそうか迷っている人がいたら行動することをおススメします。

その行動が10年後の自分を支える貴重な経験になるかもしれません。


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