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【大鹿村】秦雅則さん滞在2回目

本年度のNAGANO ORGANIC AIRでは、「簡単じゃない。だから、面白い。」大鹿村アーティスト・イン・レジデンスと銘打ち、大鹿村(教育委員会・総務課)をホストに、写真家の秦雅則さんが滞在。6月に下見と顔合わせで1回目の滞在を終え、2023年8月4日〜11日に2回目の滞在を実施しました。

今回のレジデンスで秦さんが着目したのが、地芝居として全国で唯一の国指定重要無形民俗文化財に指定されている「大鹿歌舞伎」。大鹿村の中で村民によって脈々と受け継がれてきたこの大鹿歌舞伎の写真集を、地域の中からカメラマンや編集者・モデルを募集し、その方々と一緒に作っていきます。

中学生歌舞伎の稽古の様子

8月4日(金)の滞在初日は、中学生歌舞伎の稽古を見学。大鹿村では、授業の一環として小中学生がそれぞれ大鹿歌舞伎の演目を上演します。この日は中学生歌舞伎の立ち稽古が行われました。

翌々日の8月6日(日)には、化粧講習会が開催されました。こちらも主に中学生を対象に、大鹿歌舞伎愛好会の方々によって、化粧や衣装の着付けを行います。

本番さながらに衣装もつけていきます

これらの化粧や着付けの様子を、地域カメラマンの方が撮影していきます。歌舞伎愛好会の方や、ふらっときた中学生の保護者の方もカメラマンとなって撮影してくださいました。

写真家の秦雅則さん

今年の大鹿歌舞伎、秋の本番は2023年10月15日(日)。本番に向け、これから稽古も盛んになっていきます。これら稽古や本番の様子を、地域の方が主体となって撮影しながら、一冊の”大鹿歌舞伎写真集”を作り上げていきます。

これからの「簡単じゃない。だから、面白い。」大鹿村アーティスト・イン・レジデンスにどうぞご注目ください!

(文・藤澤智徳)

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