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【安曇野】...1[アマリイチ]〜秋編そのいち〜

秋の滞在は雨からスタート。
清々しいほどしっかり降っていました。

御船祭の子供船骨組み

お昼ご飯に山盛りのパスタを食べたあと、穂高神社で御船祭の準備を見学。
今年は3年ぶりに御船祭が開催されるので楽しみにして来ました。
いきなり話しかけてしまい困惑されたと思うのですが、製作中の穂高人形について優しく教えてくださりました。「向こうに行ったら骨組みも見られるよ」とのことで行ってみると、大きな御船の骨組みが。木を編んで造られています。これでもこれは子供船で、本来の御船祭ではもっと大きな船に人形を乗せて練り歩き、最後は穂高神社の境内でぶつけ合います!
そのあと『御船会館』も見学しました。
歴代の穂高人形や、安曇族について、道祖神や地形についてまで安曇野に関する幅広い展示がされていてとても興味深かったです。

穂高会館

今回の宿は明科地区に位置する茅葺き屋根のおうち、初太郎さん!
とても広く快適で、部屋を余らせていたほどでした。

初太郎

2日目は初太郎さんのお隣にある鰻屋『坂本屋』さんで、贅沢に鰻重を。
NOAの藤澤さんが来てくださりお話をしているうちに、わたしたち自身が明科に安曇野の他の地区とは違った雰囲気を感じていることに気付きます。
これには犀川が関係しているのでは、、ということで犀川くだりの旅がスタート!
『久米路橋』を目指して走り出しました。
途中、『信州新町美術館』『有島生馬記念館』『信州新町化石博物館』に立ち寄り展示も建物も興味深く、少しゆっくりしました。館内のベンチはほとんどが川に向かっていて、水量豊かでたっぷりとした犀川も眺めました。
この辺りからだんだん増えてくるジンギスカン屋さんの看板を横目に目的地到着!
久米路橋に着くと、泉小太郎や佐久間象山さんの石碑がきちんと整えられていました。かつてはとても賑わっていたのでしょうね。橋の重要性を感じました。
帰りの車内では、長野県民なら誰でも知っているという歌『信濃の国』を教えてもらい、その観光マップのような歌詞に驚きました!

久米路橋
犀川の前でポーズ

3日目はなんと中房温泉へ!
普段は宿泊者しか入れないエリアまで見学させていただきました。
ミョウバン採掘で栄えていた中房は、1821年に開湯して以来200年以上も温泉地として親しまれています。
湧き出る温泉が見られる『湯元大弾正』、国の天然記念物である『膠状珪酸(コウジョウケイサン)』と『珪華(ケイカ)』、温泉プールや江戸時代に建てられた宿舎など、何周も何周も回って見たくなる面白い場所でした。
そして『焼山』では地熱料理を!
教育委員会の山下課長からいただいたジャガイモを袋に入れ、20分ほど土の中に埋めると、地熱でアッツアツに蒸されてとっても美味しかったです!
名物地鶏カレーを食べ、温泉にも入らせてもらいすっかり満喫してしまいました。

犬がかわいい
湯元大弾正

4日目いよいよアウトリーチ!穂高南小学校にて、2年生と4年生にダンスの授業をしました。題して「みつけておどろう!ほたみなダンス!」立つ/寝る/歩く などのほぼ毎日行う動き、そして自分のお気に入りの動きを日常の中から見つけて、ダンスにしてみるワークを提案しました。元気いっぱいの子どもたちと「ダンスっぽさって何?」「どうなったらダンスかな?」と話しながら一緒に踊れて、楽しかったし貴重な経験でした。給食は2年1組さんの教室でいただきました。美味しく食べ終わった後に、なんと運動会のダンスを踊ってくれるサプライズ!ダンスのプレゼントってこんなにも嬉しいのか、、と、改めてダンスの力を感じさせていただきました。2年2組さんにはお手紙を綴じた文集をいただき感激!そして6コマ6クラスのフル稼働を無事終えた達成感ったら!帰りは大好きな『しゃくなげの湯』に連れて行ってもらい温泉に癒してもらいました。

アウトリーチ
綺麗な体育館
みつけておどろう!ほたみなダンス!
ダンスのプレゼント
お手紙のプレゼント

(文:...1[アマリイチ] 斉藤綾子)


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