【安曇野】…1[アマリイチ]念願の!北アルプス登山〜下界編〜
8月上旬は、登山に適した安定した気候だと言われています。
…1[アマリイチ]の登山リサーチは、それを狙って決行されました。安曇野に滞在するからにはアルプスに登りたい!というのは、滞在が決まった当初からのお二人の希望でした。
8月2日は長野市に入り、善光寺や長野県立美術館を見学し、その日は上田泊。安曇野ではないですが、登山の予備日として、念のため、長野県に前乗りしておくこととしました。
▲県立美術館の「霧の彫刻」
NAGANO ORGANIC AIRの運営チームの数人が働く、ゲストハウス&劇場「犀の角」に宿泊されました。スタッフのアテンドで、短い時間でしたが上田散策へ。
東信地区発祥のローカルスーパー「ツルヤ」で早速お土産を買い込み、夕飯は犀の角の目の前の「檸檬」という中華屋さんで、名物あんかけ焼きそばを食べ、100年の歴史ある老舗映画館「上田映劇」を見学し、上田城跡公園や柳町、袋町を歩いて宿へ戻りました。
翌朝、8時出発で安曇野へ向かいます。
▲約2ヶ月ぶりに鐘の鳴る丘集会所へ凱旋!
「うちそと」を踊った時、淡い新緑だった木々が、すっかり盛夏の色合い。濃い緑の間からは強い夏の日差しが降り注いでいます。「全然景色が違う!」自然の移ろいに驚かされました。
今日は、鐘の鳴る丘集会所に泊まります。この施設で初めての「アーティスト・イン・レジデンス」です。そのために、ひとまず換気とお掃除…。
そして、アマリイチはリサーチへ。
まずは、養蚕の歴史や文化を伝える施設「天蚕(てんさん)センター」に行きます。
天蚕がどんな成長をするのか、どんな風に糸を紡ぐのか、短いビデオを見てから、中を回らせていただきました。
▲展示とは別に機織りをするスペースが設けられています。
▲今まさに織っている生地。なんて美しい色合い!見惚れます。
そのあとは「まちの駅安曇野BASE」で昼食をとり、9月に出演するコンサートへ向けた打ち合わせ。午後は「田淵行男記念館」と「田んぼアート」へ。
▲色の違いはなんと稲の種類!計算されて植えられています。
素敵な偶然が重なり、打ち合わせ会場の穂高交流学習センター「みらい」ではOZ-尾頭-山口 佳祐さんに、記念館では写真家の高橋広平さんに遭遇。 高橋さんからは雷鳥のお話をたっぷり聞きました。
最後に、「うちそと駅伝」の展示を見に行ってお宿へ帰ります。
▲お掃除の終わったスタッフがカレーを作って待っていてくれました!
▲本日のお宿は鐘の鳴る丘集会所!稽古場にもなり、自炊も宿泊もできる…完璧なレジデンス施設です!(今回は虫対策&感染対策で蚊帳とテントを設置)
▲春の滞在時は、稽古場&本番の会場として使用しました。
ちなみに、下山後もこちらで一泊。その時は、教育委員会の方が腕を奮ってタイ料理を作ってくださいました!お野菜は全てご自宅の菜園で収穫したものだそうです。手作りの安曇野産野菜!感動するほど、美味しかったです…トマトが甘いこと……!
▲トマトにニンジンに枝豆、きゅうり、パクチーまで…!
▲帰る日の朝。いつ見ても、自然が綺麗です。こんな環境で作品作りができるなんて…贅沢です。
さて、次は登山編です。どんな山旅だったのでしょうか!
(文・村上梓)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?