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第16回:Hult 3rd WeekーFinancial Statement Analysis|地方スタートアップ起業家の挑戦

こんにちは、マークです。もう年の瀬ですね、今年は第2子が産まれたり、引っ越しがあったり、MBAプログラムが始まったりで慌しく時が過ぎていった一年でした!今年10月から始まったHultのMBAプログラムの秋タームも今月で最後となりましたので、今月のコース:Financial Statement Analysis(財務諸表分析)について率直な感想・学びを綴っていければと思います。

財務諸表の授業はどんな内容だったのか?

授業内容は3部構成で、
①出衲表(Ledger、Accountant Book)の見方・記録の仕方
②マクロ・メソ・ミクロ環境分析の概念・仕方
③財務諸表分析(バランスシート:賃借対照表、インカムステートメント:損益計算書、キャッシュフローステートメント:キャッシュフロー計算書)による企業パフォーマンス分析・対策案出しの仕方

になります。そもそも出衲表も財務諸表も普段税理士さんが作成してくれているので、見方や記録の仕方、諸表を利用した分析方法も全く知りませんでした。環境分析に加えて、企業の財務情報から企業のパフォーマンス、課題、解決案まで考えられるようになったので、学びは大きいコースだった印象です。

授業後の課題は、個人課題で上場企業選択をして環境分析・財務諸表分析を実施してレポートを作成することでした。授業中・後に実際の企業をいくつか分析することで、実践的な分析スキルも身に付きましたね。自分の会社にも当てはめてやってみたいと思います!

授業はどのような感じだったか?

11月のマーケティング戦略コースに引き続き、コース運営上の問題が発生してしまいドバイキャンパスを選択したLive Onlineの受講生はかなり困惑してしまった印象です。
①急にドバイ時間からロンドン時間に変更
財務諸表分析コースの内容が難しいので、Live Onlineの受講生に特化した授業を実施しようとロンドン時間に合わせて授業が実施されることに急になりました。ただ、皆パートタイムで家族や仕事の事情があったり、アジア時間で受講しているので戸惑っている人が一定数いました。自分の会社でもそうですが、日常生活に影響を与えるような変更については事前説明などの重要性を実感しましたね。
出衲表の分析で5−6時間
ドバイキャンパスを選択したLive Onlineの受講生向けに出衲表の見方や記録の仕方の授業がありました。その後のコンテンツを担当する教授と別のインストラクターで内容共有ができていないのか、完全に内容重複が起きて同じ内容に5-6時間費やしていて時間効率的に大分勿体無い感じでしたね…。
③スタッフからの返信がない
私のチームは5名で構成されるチームだったのですが、2名がずっと欠席?で「グループワーク、アサインメントどうするの?」という状態で我々のチームからスタッフにメールを複数回して相談しようとしました。「状況確認をして、折り返す」と連絡が来たのですが、結局その後連絡なし。

「高い授業料を払っているのにこういう対応どうなんだろう?」と同級生の中からも疑問の声が多く上がっていましたね…。コース内容や教授の質はそこまで疑問視されていないので、運営の仕方を見直せばもっと生徒の満足度は上がりそうだなぁと感じた1週間でした。

私は自分が運営側だったらどうするべきかや自分の会社に置き換えて考えるようにして、より良い運営をできるように学びを活かす姿勢で向き合うようにしています。春タームも私が学んだことのない様々なコースが用意されているので、今からとても楽しみです!次回は、この休み中に読了予定の本の感想を綴ってみようと思います。