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第19回:Hult 6-7th WeekーApplied Economics & Managerial Decision Making/Business Challenge #2 |地方スタートアップ起業家の挑戦

こんばんは、マークです。今日少し時間あるので、もう1本だけ上げることにしました。6-7週目同じ教授がMicroeconomics(ミクロ経済学)とMacroeconomics(マクロ経済学)を異なる授業で教えてくれたので、一つに纏めてみることにしました。

応用経済学と経営意思決定って、授業はどんな内容だったのか?

担当教授のDr. Yusaf. H. Akbarは、オーストリア・ウィーンの中央ヨーロッパ大学経営学部の正教授で、新興国での教育、研究、コンサルティングの経験が豊富だそうです。経済学全般はもちろん、とにかくありとあらゆる業界に詳しくて感動するレベルでした。笑

主なトピックとしては、
・需要供給曲線
・市場均衡
・比較静態分析
・弾力性、所得効果、代替効果
・コストと利益の最大化
・完全競争、寡占、独占、バリューチェーン
・政府介入
などを学びました。大学で昔学んだ経済学の内容とそんなに大差がなかったので、復習という感じの内容でした。

応用経済学と経営意思決定って、授業はどのような感じだったか?

私のチームはインドの農業改革の概要、課題、提言をプレゼンテーションでまとめたのですが、各チームさまざまなトピックを同様に纏めてプレゼンテーションする形でクラスの半分くらいの時間がそれにあてられました。一方的に教えられるよりも一つのテーマについて深く学ぶ機会になったので、中々上手い仕組みだなと感じました。

また、個人課題で「寡占企業と価格競争下の企業とどちらがよりイノベーションを起こすことができるのか?」という課題を選択して、こちらも深く学ぶことができました。

ミクロ・マクロ経済学はあくまで学問として割り切ってみていた自分がいたのですが、これらの視点で瞬時に自分のビジネスの置かれた業界・マーケット、そして関連業界・マーケットを分析できるようになるともう少し俯瞰的に経営ができるような気がしました。

ちなみに、Business Challenge #2は、マクロ経済学の延長で、Harvardで開発されたEconlandというシミュレーション結果をプレゼンする授業でした。これは、マクロ経済の概念や原理を楽しくインタラクティブに学び、体験することができるバーチャル経済シミュレーションゲーム。プレイヤーは政策立案者として、財政政策、金融政策、国際貿易、その他のマクロ経済変数に関連した意思決定を行い、仮想の国の経済を管理します。政策選択がGDP、失業率、インフレ率、為替レートなどの様々な経済指標に与える影響を観察します。さまざまな政策アプローチを試し、データを分析し、戦略的な意思決定を行うことで、経済目標を達成し、さまざまな経済シナリオをナビゲートすることができます。結果として、マクロ経済学への理解を深めることができる教育ツールですね。確かに理解はある程度深まった気がします。笑

次回は、HultのSpring 2023の最後の授業について綴ってみようと思います!