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地元を元気にしたら、僕の願う理想の世界は実現する

僕が生まれ育ったのは、神奈川県平塚市っていうところ。

家の数はおよそ10万世帯、人口は約25万人。

以前あった日産の工場とバス会社の存在が、まちにとってはとても大きかったので、縦に電車を走らせる都市計画が立ち消えて、碁盤の目みたいに道が作られ、車に優しい街になったのが戦後。

空襲によって焼け野原になってしまった日本の地方都市の中で、八王子の次に戦後の復興率が高いまちとして、僕が生まれた頃くらいまでは商業が無茶苦茶栄えた。

萩本欽ちゃんのコント55号が、駅前でしょっちゅうライブやってたくらい、周辺のまちから平塚に人が集まってきた頃があったんだって。

すっごい華やかで、にぎやかな街だったんだよ、僕が生まれた平塚って。


それがさ、ここのところ、地元に元気がないんだ。

最近、仕事でよく行くようになって、駅の近くを歩くことが増えたんだけど、種々色々なお店の看板の色どりはもちろんあっても、僕の目に写ってる街の景色はなんとなく薄い感じ。

歩いている人も少ない。

若い人も、ママさんも少ない感じがするんだ。


父も母も言ってる。

最近は、ららぽーとが出来たもんだから、駅前にはほとんど行かないんだよねって。

電車を通勤に使わない、車生活の人たちが多い平塚市民は、とかく大型駐車場のある場所に固まりやすいんだ。


日本三大七夕祭りの一つとして「湘南平塚七夕まつり」が有名なんだけど、昔は7日7日前後の日曜日から日曜日、8日間が祭りの期間だったけど、今は金土日の3日間だけ。

それも8時には消灯しちゃって真っ暗。

中学生の時に夜10時まで居て、親に怒られながら12時近くに家に帰ったのが懐かしいくらいだよ。

小学生にもなっていない幼い頃、母親が「まち」と呼んで、サスペンダーで白い靴下履いて、ちゃーんと綺麗な格好をして、バスで向かった平塚駅の中心街。

今はデパートはないし、よく行ってた食べ物屋さんも、駅ビルも、元気がない。
 


そんな地元を離れて住んで、もうすぐ10年になる。

僕が今、地元に行くことが増えたのは、同級生が「平塚を元気にしたい!」って鼻息荒く、新しいことを始めようとしているから。

そこで僕に声をかけてもらえたんだ。

それも一人じゃないんだ。

平塚を、地元をなんとかしたいっていう同級生が何人もいて、その人たちとの再会が増えてきたんだ。

 
僕は今、この場所に地元を離れて培ってきたあらゆるリソースを集めようとしている。

 

平塚には優秀かつやる気のある事業者がたくさんいるから、その人たちのアップデートをお手伝いできるチームを作って、事業者から街を元気にしていきたいと思っている。

そのスタートを、2月28日日曜日。

この日に僕の仲間が主催の勉強会を開催するんだ。

場所は、あとで発表するけど、平塚駅前のとっても面白い場所。

遊技場、とでもいうのかな。

こんな場所で勉強会なんて前代未聞だし、ここに参加すること自体がとっても貴重な体験になるに違いないよ。


 
んでね、何を学ぶかっていうと

『応援』というテーマで

どうしたら応援される人になれるのか?

どうしたら応援が集まってくるのか?


裸一貫で頑張ってきた経営者さんたちに、『応援される経営者』になってもらいたくて開催することに至った経緯は、この場所を提供してくれた一人の同級生の、【いまここ】がちょうどこのタイミングだったからだ。

自分を支えてくれる仲間が欲しい!
だけど、長年連れ添ってきた従業員が辞めてしまう経験をして、人が信用できなくなっている。

事業をもっと大きく成長させたい!
だけど、自分の仕事を誰かに任せることがどうしても不安で、ああしろこうしろと言いたくなってしまう。


 
経営者が自分のキャパシティを超えて、従業員へ自分の仕事を降ろしていく過程は、自分の力だけで解決するのはほぼ無理。

僕ら経営者が必ず迎える大きな壁は、「応援」によってしか乗り越えられない。


僕自身も今、応援をいただきながら生き始めて、もうすぐひと月。

ここまで来てみて、少し分かったことは、応援される自分には降ろさなきゃいけない荷物と、与え続けられる満たされた自分が必要だということ。

これって、どんな事業者さんにもそうだし、特に経営者には一番の課題じゃないかなって思う。


だから僕は、この場所を起点にして、応援が集まる勉強会を広げていく。

応援の集まる事業者さんを増やして、さらに応援が集まる仲間をどんどん巻き込んでいく。

僕自身が与えられる、一番レバレッジをかけられることを、繰り出していくんすよ!


そう僕は、地元へ「つるのおんがえし」に向かうんだ。


この場所から、世界が変わっていくことは、どうやら間違いない。

これを見て気になった平塚周辺の方、事業者さん、経営者さん。

どうぞご一報ください。

ぜひ一緒に、楽しみましょう!

僕は『すべての人が今生あることを感謝出来る世界』を子孫に残せるよう、目一杯に生きています。 頂いたサポートはすべて、理想の世界実現に向けた活動資金として使わせていただきます。 いつもありがとうございます。