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智恵子抄 高村光太郎

荒ぶる感情を塑するような詩や 自分を慰めるような歌になっている詩

そして悲嘆のような詩

「この妻をとりもどすすべが今は世にない」

無力さと 精神の居場所をさぐる日々が 切ない

対象的に 晩年の智恵子さんの切り絵がハッとするほど大胆で力強い

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