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今日の気づき。

会いたかった友人に会えた。
その理由が自分の中でねじ曲がっていた事に、カラオケの端っこで気づいた。
その気づきを書いていこうと思います✍️


しばらく連絡を取ることも無く、勇気を出して誘うも予定が合わず……。
月日が過ぎていく中で、私はこう思っていた。

「どうして介入させてくれないんだろう」

体調を良く崩していたこと、過ごす環境が変わったこと。色んなことを本人からではなくSNSを通して知った。
本人から聞いてもいないのに、私の中で勝手に心配の種が大きく育ってしまった。
花になる頃にはとても綺麗な色とは言えない、不満に満ちていた。

夢も、恋愛観も、推しについても、心の内にある不安も…何だってその子と分かち合ってきた。
だからこんなにも分かりやすく緊急事態なのに頼ってくれない、そんな不満はついに行動にも出るようになった。
私から連絡を取らなくなっていた。
そんな時に年末年始という、一つの区切りが訪れた。
2023年に唯一取り残してきたもの、それが友人との関係性だった。
元旦に思い浮かんだのも彼女の顔だ。

そして今日、他県から帰ってきていた別の友人と呑んでいるから来ない?という誘いを受けた。
私はとても悩んだ。
だって、言って話したいことなんて…不満をぶつけたいに決まっているから。
でも久々に会った友人の前でそんなことはしたくないし、何より後から合流して空気を壊したくない。
というかそもそもこの時点で、自分の中にある本当の理由が少しずつ芽を出していたんだと思う。

結局、呑み進めて行く中で私の不満は口から出て行くことはなかった。
…いや、もう分かっていた。不満なんてない。
彼女と普通に目を合わせて会話できているこの時間が、何よりも欲しかったんだ。
辛い時に辛いと言って欲しかった?
いいや、会える時に会って笑いあえたらそれで良かった。
どうして介入させてくれないのか、と思った?
ううん、何も出来ない自分が悔しかっただけだ。
私が辛い時に、会っては馬鹿みたいな事でゲラゲラ笑って…でもその時間が何よりも幸せだった。
辛いことなんてなかったとその時間は思えた。

カラオケに着いた頃には、全てを忘れてただ楽しんでいた。
そして友人が歌った平成フラミンゴさんのスーパーヒロインに出てくる、

語り尽くした さんかく公園

作詞:平成フラミンゴ 作曲:平成フラミンゴ/斉藤修平 スーパーヒロインより引用

という歌詞を聞いたときに気づいた。
結局は、彼女と『話したかった』だけ。
私は彼女と語る時間が大好きだった。
それに会えない期間に私の中で色々なことが起こった。
その話がしたかっただけ。
本当にただそれだけだった。
『ねぇ聞いてよ、好きな人が出来たんだ』
『…今こんな夢を持っていてね』
『あぁ、もっと語りたい事がたくさんある』
なんてワガママな本音なんだろう。
彼女を心配していた私は何処へやら、ただ話したいことが山積みになっていただけ。
だから聞いてもらおう。
今度2人の時間が合う時に改めて、いっぱい『ねぇねぇ』をしよう。
そして馬鹿な話をして笑い合おう。

人は時に本音を武装させる。
思い通りにならない時に『相手が悪い』と思っていたいのだ。
でもそんなのカッコ悪い。
だってワガママだけど、可愛いもん。
ただ話したかっただけだなんて、私が友達から言われたら嬉しい。
相手がどう思うかは相手次第だけど、勝手に拗ねてないで何度でもアタックしよう。

『話を聞いて欲しいの!今度いつ会える?』

大好きなあの子へ、朝起きたら送ろう。

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