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089:自分バブル
・旧友たちとの会話は楽しく、心地よい。
・それに対し新しい出会いは、楽しいかどうかはわからないし仮に楽しかったとしてもそこに行き着くまでは少し労力がかかる。
・それでも「自分バブル」にならないためには新しい出会いは歓迎すべきだ。
***
・「自分バブル」という言葉をアメリカ人の友人から聞いて、初めて知った。
・調べてみるとそういった言葉を使っている人はいるが、そこまでメジャーではないようだ。
・なにかの領域において自分が他より抜きん出て特筆しているものがあると思い込んだ時、その能力を過信するがあまり自信過剰な態度を取る状態のことを指すらしい。
・そして、それはその環境において・その時期においては優秀なのかもしれないが、いずれ弾ける。
・であるが故に、バブルという単語が使われているとのこと。
・実際「自分バブル」になっていると思われる状態の人は話していると疲れる。
・すごいね、わかったわかった、と言いたくなる。
・自分に自信を持つのは良いことだと思うが、過信は良くない。ある程度の謙虚さを持ち合わせていないと、更なる高みを目指すことをやめてしまうだろう。
・現状の自分を認めてくれる環境に居続けると、「自分バブル」になりかねない。
・常に自分はこのままでは良くないと思い続け、行動し続けなければならない。
・そういった意味では、新しい出会いというのも受け入れていったほうが良いのだろうな、と思った。
***
・クラブ帰り、年齢だけ見たらかなり下の友人と話した時に思ったことだった。
・彼は聡い。自分のこれから進む道について、よく思案している。年齢など関係なく、尊敬する。
・とは言え、最初に記載した通り新しい出会いには労力がかかるので、積極的に獲得しに行く気分にはあまりなれない。
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