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みきわめまでの予約は取れたが子どもの学校が突然春休みになった

 こうしてまた次の教習の予約の取れないまま帰宅しました。でも私には一つ思うところがありました。
 それは栃木の県立高校は3月1日が卒業式と決まっていたからです。(今年は暦の関係で3月2日。)だからその前日(今年は2月28日)と卒業式当日は高3生が登校日となるため教習所に来る人が減るだろう、と。この2日で教習ができればあとは卒検、この人の多さなら意地でもやるだろうと目論んでました。案の定この両日ともに教習の予約が取れました。トレビアーン。

 ところが。
 新型コロナウイルスの影響が日本にもやってきました。じわじわと感染者が国内にも増えてきました。ただの海外ニュースや都会での話だと思っていたら栃木でも感染者が出て、自分の足元まで来ている感じがしました。

 それを証明するかのように、子どもが2月の最終週から急に学校から大量の荷物を持ち帰るようになりました。この時子どもは県立高2年生。入試を実施する関係で春休み前に荷物を持ってくることはあったのですが、ちょっと去年より多いです。どうしたの、と聞くといつ学校が閉鎖されてもいいようになるべく荷物を持ち帰ってと指示があった、と。

 そして2月27日の安倍首相の提言を受けて2月28日で3学期が終了、週明けの3月2日から学校が臨時休校、かつ部活動も全面中止で校内が基本的に立ち入り禁止になりました。もっともこういう事態になるのは予測できていたらしく、卒業式や入試は形を変えて年初の予定通りの日程で行われました。それ以外の行事や予定もなんとか行われましたが、課題までは間に合わず宿題がないまま終わりの見えない春休みを迎えました。

 シャレにならない様相にのんびり教習なんか行ってていいんだろうか、と一瞬思いました。でもこの時の世の中はそこまで閉じていなくて、大人は平常通りでした。だから先方から何か言われるまでは教習には行こう、と思いなるべく動揺しないように努めました。

 もっとも肝心の子どもは課題がきちんと出てないのをいいことに昼まで寝腐る生活をしていました。ただし学校とほぼ同じタイミングで塾も閉鎖されたので行くところがなくなり、家にいるしかない生活になってしまいました。まあ本人がその状況をあまり苦に思ってなさげなのが私にとって救いでしたが。

 残りはあと2回。あと2回なんだけどな。とにかくここで教習を受けて頑張ってみきわめもらって、何が何でも卒検やってもらえないかな。それでできれば子どもの学校が休みの間に免許センターへ行けると私がラクなんだけどな。
 そんな気持ちで世の中の動きを静かに見ていました。

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