ストロングスタイル


3年ほど前からジムに通って鍛えているナガキです。
最近はスクワット等の腿やお尻のトレーニングもしてよく筋肉痛になってて仕事中も内股で歩いています。

僕がトレーニングをする目的はダイエットと(いっぱい食べちゃうので常に)パワフルな犬達に負けない様に強くなりたいからです!

もちろんこれは犬を叩いたり押さえつけたりする為の筋力ではなく、お預かりさせていただいている犬達に生物としての主導権や権威性を示すためのスペックを自分自身に搭載する為です。
つまり犬達に潜在的に「なんだこの強そうなオジサンは」「敵わないや」「こいつヤバイ、良い子にしておこう」と思わせて、お預かり中の犬同士のトラブルを抑止する事に繋がります。(はずです)
そしてそんなオジサンがドッグランで思いっきり走ったり転がったりしながら遊びだすので、「ギャップ萌え」が発動して犬達からの好感度が上がります。(はずです)


これはトレーニングをさせていただく際にも意識する事もあります。
犬に何かを教える時はこちらがしてほしい行動をとってくれた時におやつをあげたり遊んだりたくさん褒めていくことで「これをすれば褒めてもらえる」「この人にもっと褒めてもらいたい」といった感じで関係性を築き上げていく形が主流だったりします。陽性強化とか呼ばれています。
StayBullでも基本的にはこの手法をおススメしています。

ただ、例えば他の犬や人に対して過度な攻撃性がある犬に関しては、陽性強化だけでは導けない場合もあったりします。というより「褒める」や「遊ぶ」などのコミュニケーションを取れる土俵まで持っていくのが難しい場合が多いです。
そういった子でも良い方向に改善出来る様に世の中のドッグトレーナーさん達はいろいろな方法を試行錯誤している中、
僕の選んだ方法の一つが「体を鍛える」という事になります←?こんな変な主張をしてるとドッグトレーナー界ではきっと無視されます。ハブにされます。


本当に完全に持論なのですが体の大きさ、筋肉量、動きの敏捷性、体勢や重心、目線の方向、呼吸の安定、など自然界では優れた生物であるほどこれらが優れていたり、そこで相手の力量を測ったりもするので僕もそこは意識して犬達からリスペクトされたいなーなんて思っています。

話は変わりますが僕の好きな漫画の中で
「ライオンの方が強くてカッコいいんだぜ!そう思うだろ!」「いや、私は牙に小鳥が止まる優しいカバさんの方が好きだ。しかもカバさんは強いんだぜ?特に子供を守る時は。ライオンだって倒しちまうんだぜ!」
というシーンがあってそれを読んだ時から自然界での僕の推しはカバさんです。


今日もカバさんみたいに優しく力強い男を目指して内股で歩いています。

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