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#6 スポーツフェスティバルを終えて

先週のスポーツフェスティバルを終え、その代休の翌日、子どもたちがどのような様子で教室に入ってくるのかと興味深くみていた。大きな行事の後はお互い燃え尽きてしまって、ダラっとした空気が流れてしまうということを経験したこともあるが、そのような感じはなく、むしろパワー全開で向かってきてくれた。負けてられないなとこちらもギアを入れ直した火曜日だった。

その日の学活で、スポーツフェスティバルの振り返りをテーマにサークルトークを行った。子どもたちからは「来年は優勝したい」とか「高学年になったら騎馬戦で活躍したい」など、未来の話が出てきて嬉しくなった。この感覚は久しぶりで、コロナによって来年も同じことができるかどうか分からないという、見通しがもてない状況が数年続いたせいで、未来の話をしづらい、思い切りできないという、子どもたちには申し訳ないと思う場面が多かった。そんなネガティブな感情を吹き飛ばす子どもたちの熱を帯びた話が自分に響いた。また、優勝したハウスや騎馬戦で活躍した高学年に憧れる子どもたちの姿も素敵だった。

エネルギーをもらった一方で、まだ疲れが抜けきっていない身体を休めるありがたい休み。藤子・F・不二雄の作品がたまらなく好きな長女の念願を叶えるべくミュージアムへ。のびたの「いっしょうけんめいのんびりしよう」というセリフに(無理だな)と返した自分を認めつつ、横浜の夜を楽しもうと思う。

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