「あなたにもできるNEOスイング」をスタートします!
こんにちは。noteとしては昨年の1月以来の投稿となりますが、この度、新年度にあわせ装いも新たに再スタートを切りたいと思います。
過去の投稿はゴルファーの皆さんの利益になる記事を心掛けていましたが、今回からの新シリーズは私が言うところの「NEOゴルフスイング」についての内容です。
「NEOスイングとは?」
ここ数年来、460CCの大型チタンヘッドドライバーが導いたゴルフスイングの進化についての研究により、
「現代型 VS 従来型」
という基軸ので理論展開やレッスンノウハウの構築につとめてきました。
その様子は、ゴルフ雑誌やインターネット上の動画などで折々発表しており、
現代型をハンマー
従来型をムチ・振り子
と例えていました。
現代型とはゴルフを始めた時(もしくはジュニア時代)から460CCの大型チタンヘッドドライバーを手にしていた世代で、従来型とはパーシモンヘッドとスチールシャフトが全盛の頃の影響が色濃く残る時代にゴルフを始めた世代です。
タイガー・ウッズは1975年生まれの46歳ですが、彼がPGAツアーにデビューした頃、手にしていたのはオーバーサイズのステンレスメタルヘッドにスチールシャフトのドライバーだと思います。
この辺りが、ぎりぎりパーシモンヘッド&スチールシャフトが基準と言える頃でしょうか?
現在、タイガーは交通事故からのリハビリ期間ですが、この春のマスターズに出場するのか?と話題を振りまいています。
一時期のタイガーは、460CCヘッドのドライバーに馴染めずに、マスターズでも出場選手中ワーストのフェアウェイキープ率を日本から参加した某選手と争っているというニュースもありました。
しかし、数年を経て緩やかに460CCヘッドに順応し、マスターズでの劇的な優勝から日本で開催された第1回目のZOZOチャンピオンシップでも優勝と見事に復活を遂げました。
この時、「タイガーは大型ヘッドが苦手」という人は、もう誰もいませんでした。
このタイガーの様に、ゴルフとは手にしたクラブでいかに効率良く、且つ再現性高くボールを打つことができるか?が問われる競技です。
となるとクラブの変化はそのまま技術の変化へと繋がります。
そして、ここ最近、アメリカの大手クラブメーカーは毎年新作ドライバーを市場に投入しており、そのサイクルの早さには付いていくのが精一杯だと言う一般ユーザーの声も耳にします。
この様な時代の流れの中で、PGAツアーを始めとするエリートレベルのゴルファーの技術の変化に注目してきたのが、ここ2、3年の取り組みとなっています。
そんな折、昨年の夏に米国ペンシルバニア州オークモントCCで開催された全米アマに、見事地区予選を勝ち抜いて先輩の息子さんが参加され、それに帯同した先輩からアメリカのアマチュアランキング上位のカレッジゴルファーのスイング動画を送って頂きました。
とにかく、これが衝撃的でした!
私がPGAツアーの選手を見ながら現代型と位置付けていたゴルフスイングの、遥か先まで彼らのゴルフスイングは進化していたのです。
ここ最近のゴルフスイングを語る上でのキーワードで(ひと段落した感はありますが)「シャローイング」というのがあります。
この言葉にとらわれるつもりはないのですが、とにかく我々がパーシモン&スチールシャフトを手に身につけたゴルフスイングとは、全く違う仕組みがそこには見られると感じています。
実は、最近もまたスゴいアメリカの大学生のスイングをその先輩から資料として送って頂きましたが、ちょっと、もう諦めたほうがいいかな?と思うくらいの絶望を感じました。
そんな思いの中、今日、この様なページを立ち上げるのは、それを見てしまったモノの義務か?と思う次第です。
その、現在、アメリカのカレッジゴルフで活躍している彼らのゴルフスイングを「NEOスイング」と呼ぶ様になったのは、昨年の夏からでしょうか?
従来型に対しての現代型という位置付けがありましたが、その現代型のさらに先をいくスイング技術です。
私の中での「NEOスイング」の定義とは、
「まだPGAツアーにはデビューしていないが、数年後のメジャー戦で活躍し優勝を遂げる世代」
となります。
こんなふうに書くと、
「そんなスイングは若い人じゃなきゃ出来ないのでは?」
と思われるかもしれませんが、これはゴルフクラブの進化が導いた技術ですから、年齢体力関係なしに率で再良く現性の高いスイングとして取り入れることができると私は考えています。
その「NEOスイング」が何故「効率良く再現性が高いのか?」という部分に関しては、ここ最近の研究でかなり明確に見えてきているので、これらは今後、このページで取り上げていきたいと思います。
「NEOスイングの実践に向けて」
この「NEOスイング」については、既に私のブログやYouTubeチャンネル(再生リスト「NEOゴルフスイングの世界」)で発信していますが、どちらかというと「こういう発見や気づきがあった」「レッスンの現場でこんなことがあった」という様な内容が多かったと思います。
今回、このnoteでの発信については、対応するYouTubeチャンネルの再生リストを「あなたにもできるNEOスイング」としている様に、実践的な内容で進めていきたいと考えております。
もちろん、そこにYouTubeチャンネルでの専用動画も貼り付けて、テキストも交えての記事としていきたいです。
具体的には、私がアマチュアゴルファーへの「NEOスイング」レッスンの際に使っているドリルや指導方法に伝える際の表現などの紹介を中心として、それに対してのフォルト&フィックス的なモノも添えたいと考えています。
「NEOスイング」に関しては、先の2月22日に発売された週刊ゴルフダイジェスト3月8日号で6ページのレッスン記事として取り上げて頂きました。
この取材用に作成した従来型との比較25項目というリストがあります。この内容に関しては、私の既存の再生リストで4回にわたって説明の動画を上げていますが、とりあえずはこの比較リストをベースとして、このnoteの記事も進めていこうか?と考えています。
とにかく、「NEOスイング」の場合はスイングのパーツが従来型と全て逆になるので、それを始動から一連の流れで比較していったのが25項目のリストです。なので、その25項目の流れを追いながら、記事作成を進めていけば(25回に渡るということではなく)「NEOスイング」を理解する上での手引きにはなると思います。
「ということで始動から」
ものごとは最初の一歩を踏み違えると、後々うまくいかないということは多々有ると思いますが、ゴルフスイングの場合もまさにソレです。
とにかくテーマは「脱・振り子」となる訳ですが、この始動コントロールが回転盤を使っての共通重心やクラブパス・コントロールなど「NEOスイング」的な要素には欠かせないパーツとなります。
1時間以上の枠での個人レッスンをご利用頂ける場合は、この始動コントロールを2mのパッティングと結びつけてレッスンを行います。これにより、2m以内のショートパットの精度が上がるので、2パットで上がるチャンスが増してきます。
今回の動画では、回転盤を使っての入れ替え動作をベースとしながら、その入れ替えの中心をどの様に意識付けていくか?のイメージや練習方法を紹介しています。
実はこの動画を撮影したのは3月上旬。そこから日々のレッスンを通じて、さらに進化している部分がありますが、そのあたりのタイムラグを早く埋めていける様に、このnoteの記事つくりも頑張っていきたいと思います。
まだまだ内容としては試行錯誤中の感はありますが、とりあえず始めないことには何も変わらないので、この新年度となる4月1日に、スタートさせて頂きましたので、今後ともどうぞよろしくしお願い致します。
エイプリルフールではありませんので、ぜひ、お付き合いして頂けると幸いです。
より深いゴルフ探求のため、レッスンや研究をアップグレードするツールを導入したいと考えています。頂いたサポートは、ゴルファーの幸せのために還元させたいと思いますので、ご支援頂ければありがたいです。