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伝えよ。

スベった。

ウケなかった。

なんで?

オモロイがお客様に伝わって無いからです。

どんだけオモロイネタでも伝わらなかったら、笑いは返って来ないのは当たり前ですよね。

演者本人たちは「面白い。」と舞台で披露してる訳ですから、それは「面白い。」んです。(筈なんです。)

なぜ、お客様が笑わなかったのか?それは、笑いの伝え方の問題です。
だって、それは面白いネタなんですから。

「面白くない。」と思いながらそのネタをもし披露していたとしたら、それを観せられているお客様にとっては失礼も甚だしい訳で。
家や公園でお笑いの真似事をしたらいいんです。
少なくとも客前で披露している訳ですから。

ここでは、ネタ自体の「面白い。」「面白くない。」といった部分は取り敢えず脇に置いておきます。

今回、ウケなかったので「次、リベンジだ!」と、どれだけ新しい面白いネタを作ったとしても、その「伝え方」を誤っていれば同じく伝わらずに終わるので、まずはその演出方法を見直した方が良いと思います。

それが、立ち位置、姿勢、目線、声の張り、イキや間、ネタ上での持って行き方(ネタ振り、ボケ方、ツッコミ方、台詞の長さ、テンポ など)。
衣装なども広い意味では伝え方のひとつに数えても良いかもしれません。

初舞台は誰しも緊張します。
不安です。
不安な態度は見破られますし、小さくなってしまいます。
緊張がお客様に伝わればお客様も緊張してしまうのでウケも小さくなります。
そこを臆することなく立たなければどうしようもないので、堂々と自信を持ってパフォーマンスを。

ただ、「これ、おもろいやろ!」「俺らおもろいやろ。」的なパフォーマンスは押し付けがましく映る事もあるので、観る側が引いてしまう事もあります。
肩の力を抜いて、そのネタに合ったトーンで表現しましょう。
ネタのトーンに合ってなかったら無理が出ますので。

仮に伝え方をちゃんと考えた上でネタがスベったとしたら、それはほんまにおもんないねん。でしょう。

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