見出し画像

「晴れの日も雨の日も」 #28 いつまでも少年の心で(誕生日前夜祭)

なんか安物映画のようなキザなタイトルをつけてしまいました。
ちゃんと内容が伴うでしょうか???

61歳の誕生日を明日に控え「老け込むことなく、みずみずしい感性を持ち続けたいなあ」という思いを書き記したいと思っています。

あしたのためにその1:昭和オヤジの固定観念に捉われない

自分の慣れ親しんだスタイルは自分にとっては自然で楽。だが人それぞれいろんなスタイルがある。
「多様性の受容」ということを折に触れ、いわばくどいほど、考えてきました。自分の価値観がすべてではないことを肝に銘じ、いろんなことを受け入れていきたいと思います。
このテーマは一人前のコーチを目指す私にとって最も大事なことです。そのためのひとつのキーワードは次のその2です。

あしたのためにその2:柔らかな心でいたい

柔軟な心には、いろんな捉え方があります。
上のその1につながるだけではありません。
例えば、プニュプニュのゴム毬のイメージ。押せば凹み離せば元に戻る。丸い器に入れれば丸く、四角い器に入れれば四角くおさまる水のイメージと言ってもいいかも知れません。
相手や状況にあわせて融通無碍。
ポーンと元気よく撥ねるゴム毬の躍動感にもとても惹かれています。

体も関節の可動域を広げることは運動のパフォーマンス向上と、何よりもけが防止に効果的です。心も多分同じでしょう。けが防止という意味では、いろんな衝撃を受け止め吸収し、壊れないということが大事です。
たとえば、悲しみや怒り、ジェラシーなどのマイナスの感情に直面した時。
そういうザラザラした感情に苛まれた時、まずはそんな自分を客観的に見て受け入れることをコーチングでは教わります。ある距離感をもって、それらと共存するということです。
マイナスの感情を抑え込むとか、ファイトオーバーしてその感情をキャンセル化するとかというのはいわば超人的なワザ。それはできなくとも、「あ、いま、自分は頭にきてるな」と自分を俯瞰するように見る。これだけでも、そういう感情から距離をおき、振り回される事から離れることができます。

あしたのためにその3:ワクワクドキドキし続けよう

長い間にいろんなことを経験してきて、自分の世界もほぼ出来上がってしまいました。その結果、目新しいことに出くわしたり、「おー、なんじゃこりゃ??」と心が動くことが少なくなりがちです。
経験値が増えるのは結構ですが、新鮮な思いや心動かされる感動がなくなるのはちょっとサビシイかな。
子供の溢れる好奇心。キラキラしたまなざし。
こたつで背中を丸めているだけのジジイは冴えません。
この年になると、見るもの触るものが全部初めて、のようなことはないとしても、慣れを狎れにしないような生き方をしたいものです。
そのためには小さなことでいいから「チャレンジ」「安住しない」ということがとっても大事。

分別をわきまえないとか常識感が欠如した「子供のようなおっさん」、にならないよう、正しく「少年の心を持った大人」を目指したいと思います。

「ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人に永遠の少年の魂を抱かせる」

追:2月になっても寒い日が続きます。私は、昔は寒さに強かったのですが、経年と共に、特に南国インドネシアで4年を過ごして以来、めっきり寒がりになってしまいました。まずは衣類等の防寒対策を怠りなく。次に、食と動により自分の中から自分を温める。これが私の基本対策です。そして、私の心はいつもホカホカです。寒さにこごえるひとに寄り添い、その人の心を温めてあげられるといいなあ、と思っています。

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

仕事のご連絡・その他ご相談等はこちらに→nagairb21@jcom.zaq.ne.jp

<予告>
#29  あなたへ(誕生日特別投稿)
#30  男らしいって何だろう?(前編)
#31  男らしいって何だろう?(後編)
#32  些事に神々は宿る
#33  サラメシ探検隊
(続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?