時代と倫理

レーモン・ラディゲの「肉体の悪魔」では主人公の「僕」はがっつり未成年の15歳くらいで3つ4つ年上の人妻とのセックスに溺れます。

古典(?)では許されても現代では許されないことがある、とは理解します。

例えば古代ギリシャの哲学者が奴隷所有者だったからといって、その哲学そのものが否定されるものではないです。

だからといって、この現代で人を奴隷のように意のままに操ってる人間を讃えるのは無理がある。
「ジャニーさん性癖はあれだったけど、日本のエンタメを支えた素晴らしい功績が、、、」
とはならないんです。それは仕方ありません。そういうもんです。

でも、、、、、そうであるならば、ですよ。

「今後書けなくなりそう」というテーマを避けるよりも、「これ、今しかかけないんじゃないか、十年後の社会には到底許容できない代物なんじゃ?」というような際どいところ、滅んでいくもの、あきらかに分が悪いモノをこそ、むしろ積極的に書いていくのが書き手として正しい選択なのではないかな。

だから僕は未成年も臆せず登場させようと思ってる。Banされたら、またコソコソどこかで発表できるところを探そう。

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