運命の出会いありました

2019年も残り3週間ですね。
今回は、今年ぼくが経験した運命の出会いについて書きます。

2019年が始まって早々の1月17日(木)の昼休みにそれは突然起こりました。

大学の食堂で友達とぼくが2人で昼ご飯を食べていたときのことでした。

ぼくが友達に、春休みにチャリで福岡まで帰ろうと思っとるんよ〜って言いました。
友達はぼくに、バカかよ辞めとけよ!と正当な返答をしてくれました。
ぼくはそれを聞いて、やっぱそうよね。できるわけないよね。って思いました。

すると突然、

「ぼくはおすすめしますよ。ぜひやってほしいです。」

と隣の席に座っている見ず知らずのお兄さんがいきなりぼくに語りかけてきました。

「え?いきなりなんなん?そして誰?」

って心の中で思いました。友達も、急に誰だよっていう表情をしていました。

驚きを隠しながらも、「そうですよねー」って若干引きながらぼくは言い返しました。

お兄さんは、
「今ぼくが言わなければ、たぶん君は辞めるつもりでいたと思うから声かけてみました」

と、とってもイケメンなことを言ってきました。

おそるおそる、お兄さんとの会話を続けていると、お兄さんはチャリで京都から徳島や東京まで行った経験のあるバケモンでした。

この人の話を聞いていくうちに、おれにも絶対できる!という謎の自信がみなぎってきました。そしておれもやってみせる!ってこのとき初めて強い決意しました。

すっかりお兄さんに夢中になったぼくは、その後も友達を差し置いて、お兄さんの経歴をさらに掘り下げる質問をしたのを覚えています。

お兄さんは大学在学中に、ミャンマーに20日間1人でボランティアしに乗り込んだり、カンボジアで子どもたちに日本語教育したり、イタリアで1人旅したりする、大バケモンでした。

ただものじゃない。
そう感じずにはいられませんでした。

知っとる人もいるかと思いますが、これがあの有名な、"マスターとの出会い"です。

結果的にぼくは3月に、自転車で京都から福岡まで帰ることができました。きっかけを与えてくれたお兄さんには心から感謝しています。

今となってはこのお兄さんともすっかり仲良しです。

もしあの日と同じ状況に居合わせたとき、ぼくならどうするだろう。
と考えたことがあります。
きっとぼくも話しかけに行くでしょう。
あの日ぼくがされたように、背中を押してあげる言葉をかけると思います。


そして昨日、ふと2019年の思い出を振り返りました。そのほとんどの思い出にお兄さんが一緒にいました。

ぼくの2019年は、
お兄さんに彩ってもらった一年間でした。

きっと何年経っても、あの日の運命の出会いを忘れることはないでしょう。


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