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慢性気管支喘息 (ぜんそく) の夜はつづく・・

気管支炎と診断されて、薬で治療を続けています。
2020年後半の冬から翌春にかけ、夜、寝るんだけど息ができなくなって、うつ伏せになったり、うつ伏せダンゴムシ状態になったり、とても恐怖でした。上を向いて寝ると息ができなくなり、横向きになってやり過ごしてました。寝ると、もう目が覚めずにこのまま死んでしまうのではないかと思ったくらいです。呼吸できなくなる夜が、1週間に1度が2度になり、1日に3度くらいなったときには、もう睡眠がとれなくなりました。コロナかとも思いました。
布団に入り、寝ようとすると、自分の息がうるさいんです。ヒューヒュー、ピーピー。口をつむってれば息の音はしないんだけど、少し口を開くと、ヒューヒュー、ピーピー。
ネットで検索すると、子供の気管支炎のことは多く書いてありますが、大人のオッサンの例はあまりありませんでした。以前に副鼻腔炎の治療に通っていた耳鼻科を訪ねると、「鼻風邪じゃん?」、ということで、いつものように鼻水を機械で吸ってもらい、気分良く帰宅しました。でもダメでした。数日後には、息が出来ずに、うつ伏せダンゴムシの姿勢が復活してしまいました。病院をネットで検索し、総合病院ではなく、耳鼻科・呼吸器科を専門とした、評判のいい病院を探して受診することにしました。
診断は、「慢性気管支喘息」 (ぜんそく) 。肺のレントゲン撮影と、呼気NO検査という、息に含まれる一酸化窒素の量を測定するものです。その値が、通常の人の10倍という、悪い数値を示していました。ドクター曰く、息苦しくないですか? と。それを聞いて、とても息苦しくなりました。

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治療は、飲み薬と プシューっていう吸入薬です。アレルギーを抑え、気管支の収縮を抑えるのみ薬を夜に1錠ずつと、気管支を拡げる吸入薬を朝晩、2プシュー、( 最近は、各1プシューに減 ) 。
モンテカルカスト錠、テザレックス錠、フルティフォームエアゾール。( 初期のころは レルベアを吸っていましたが、効き目が実感できないので、3ケ月目で変えてもらいました 。

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原因は、ハウスダストだと思います。ドクターは、気温や気圧の変化が大きいと言ってますが、私の場合は、「ハウスダスト × 感受の程度」 だと思います。仕事が多忙な時期を過ごした年齢の時は、ひどいアトピーに悩まされていたことがありました。仕事が変わると治りました。今でもたまに痒みが出ることがあります。ステロイド剤を早めに塗って、掻きむしらないようにしています。ハウスダストについて調べたことがあります。それは凄く広い意味で、自分にとってのそれが何なのかを、落ち着いて考える必要があります。なぜならば、他人の住空間を体感できないから、何が原因であるかは、個人で工夫して発見するしかありません。
私の仮説は、敷きっぱなしの布団 (和室) か、昔に受けたアレルギーテストの結果によるのスギ花粉への反応か、毎日たくさん飲むウイスキーのロックの何れかです。通院は、月に1回なので、布団を毎日、パンパンたたく月、酒をやめる月、など実験してみました。スギ花粉はよくわかりませんでした。また、薬を飲み続け・吸い続けているので、因果関係は定かではありませんが、どうも、敷きっぱなしの布団が怪しいと思っているところです。

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毎月の呼気NO値の数値をグラフにしました。薬の力で、3ケ月ぐらいで完治すると思っていましたが、根気よく治療する必要がある病気のようです。環境への感受性が敏感な体質が、そうしているのだと思っています。それも、個性だと考えられるようになりました。

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私は薬をきっちり飲む患者です。呼気NO値、20ppb 以下が普通の人の値らしいです。ドクターには相談して、2021年3月から、吸引薬の量を半減にして、足抜けのキッカケを探るようにしています。しかし、実は、ドクターに内緒で、飲み薬も止めています。因果関係をつかみたいからです。えへ。
治療費・薬代は、3割負担で月に4000円程度です。

息が苦しい人の参考になれば・・       
治療は続きます。チャオ。


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