画家のはなし

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画家のはなし

ポートフォリオwebで公開中 https://nagaaaga.wixsite.com/yuminagata 千葉県在住|多摩美油画卒業|展示|ワークショップ |2019年東京装画賞 入選|2008-2017中高勤務

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プロフィール&経歴 

本当にありがたいことですが、ここ数年SNSでナガタユミを知ってくださる方が増えました 展示会場など今まで直接お会いしたことがある方々には経歴など「ナガタユミはどんな人なのか」について既に知っていただけているとは思うのですが 今回は新しく興味を持ってくださった方に向けて自己紹介をしたいと思います 作品情報をご覧になる方はこちら ポートフォリオサイト 生粋の油絵っ子1986年千葉県生まれ千葉県在住 今は1人の女の子を育てる母親です 主に絵画作品を作っています 8歳くらいの時に

    • わたしは娘とお絵描きを一緒にしない はなし

      私たち夫婦は娘がお絵描きしたいといえば画材は十分に与えた 自由に描ける環境も用意した ただ、見本としてこう描くよなんて描いて見せたことは一度もない タイトル通り、今までお絵かきを一緒にしたことはほぼない 夫もわたしも絵を描く仕事をしている 能力的にはパパもママも描ける事を娘は知っているはずだけど 描いてあげたことがないからか 「お絵描きの見本を描いて」とは言わない 子育てをしていると自分の影響力の大きさに怖くなってしまう 娘の可能性を軽く握りつぶせる立場にいることが怖い

      • 37歳他人軸から自分軸に変わった、はなし(3/3)

        前編1、2に記述した通り 紆余曲折あって、あえて他人軸を選択して生きてきた私 作家としての未来を考えた時、この他人軸がすごく邪魔になった 自分の気持ちがわからない 判断力が極端になくなっていた 「あなたはこれからどうしたいの?」の質問に答えられない 作家だから「売れたい」という気持ちだけが亡霊のように微かに残っていることは感じ取れるけど、何をどうしたいのか自分の気持ちなのに捉え切れない 手段と目的が入れ替わってた SNS上には数々の成功体験が毎日のように投稿されている

        • 37歳他人軸から自分軸に変わった、はなし(2/3)

          自己中から他人軸への転換 自己嫌悪に加えて人間不信に陥ってしまった私も大学を卒業 私立高校に就職した 美術の講師としての非常勤採用だった 新卒だけど、働くことに高い志はなかった 加えて、まだカースト上位への執拗なこだわりを持っていた まだ「負けた」という事実に向き合おうとしていなかった (そもそも何の勝負なのか、これは違う記事にまとめることにする) ありがたいことに応援してくださるギャラリーのオーナー様たちが作家として展示をするという最後のカードを保たせてくれた 定期的に

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        プロフィール&経歴 

          37歳他人軸から自分軸に変わった、はなし(1/3)

          はっきりと覚えている 他人軸という言葉は知らなかったけど、はっきりとあの日に転換した というはなし(全3回)です 他人軸へ転換する前の話 小学校入学のタイミングで千葉県内の農村地区に引っ越しをした 祖母の生まれ育った地域へ、祖母、父の卒業した小学校への入学するためだった 新築のお家への引越し そもそも新築自体がその地域では珍しかったから、由縁はあるけど私はずっとよそ者だった 祖母の実家(本家)も近所にあったが200年前からあるような古い屋敷、他の家も築100年は簡単に超え

          37歳他人軸から自分軸に変わった、はなし(1/3)

          個展「おかえり、泉へ」制作のはなし

          会期:2022年10月17日〜2023年1月14日 会場:神奈川県、二子新地駅徒歩3分にありますポットラックさん 普段バーの営業をされていて、アートの展示や音楽ライブなのイベントもされる地元の人に愛されるお店です 展示の機会をいただいたのは まだコロナは終息しているとはいえない、いつまた行動制限を余儀なくされるかもわからない2022年。展示についての打診をいただいたのはもう少し前でしたが、それもすでにコロナ禍のことでした。展示の会期を決めかねていた時、展示する作品やコ

          個展「おかえり、泉へ」制作のはなし

          4人展「跳ねる」+ノーションのはなし

          期間:2022月23日〜29日 会場:東京都銀座6丁目 +ノーション きっかけはTwitterの投稿彫刻家の友人から突然「よかったら紹介してほしいと言われている」と連絡をいただきました。いくつか購入もしたこともある尊敬する彫刻家の友人の展示を拝見するために訪れたこともあるギャラリーさんからのお話でした。程なくして、ギャラリー+ノーション(以下ノーション)の稲垣さんからダイレクトメールをいただきました。Twitterに投稿した作品に目を留めていただいたようです。 「アトリ

          4人展「跳ねる」+ノーションのはなし

          「100年残すつもりで作ってる」はなし

          先日のツイートで作品の強度について、こう記しました 「100年残すつもりで作ってる」 私は人の作品の強度、劣化率まで気になっちゃうくらい、長い時間を経ても変化が起きない絵画の作り方を心がけています。それは油絵が持つ歴史が影響しているのは明らかで、ご存知の通り油絵はフレスコの進化版であり元々の起源は壁画から始まります。油膜を重ねて制作する油絵は強固な画面が特徴で100年先も劣化せず残すことができます。もちろん劣悪な環境ではその通りではありませんが、インクや染料などと違い、顔

          「100年残すつもりで作ってる」はなし

          ラジオで話したはなし

          ラジオにゲスト出演しました アートディレクター/グラフィックデザイナーの冨貫功一さんがパーソナリティを務める毎月第1日曜配信「Tokyo Cross Culture」にゲストとして出演しました 最初にいただいたゲスト出演への打診メール、正直「何かの間違いでは?」って思ってしまうくらい 私にとっては夢にも想わなかったお話でした もちろん即答、断る理由がありません なんなら被せ気味に「出演させてください」とお返事したのでした 『ひとり大反省会』勃発収録は滞りなく終え、本

          ラジオで話したはなし

          カレンダー制作について アズとベルとメグマルさんとのお話

          作家のナガタユミです 最近Twitterを頻繁に使用しているのですが 去年の12月を境にTwitterの使い方を見直したことをきっかけに 新しくフォローしていただく事も増えました zoomを利用してお話したり(時にはお酒を飲む会もあります) たくさんの交流を持たせていただき、本当にありがたいです!! 今回はそんなTwitterでの繋がりから生まれた作品についてのお話です お相手はメグマルさん メグマルさんとも12月からのお付き合いになりますね たくさんの経歴がおありで宝石

          カレンダー制作について アズとベルとメグマルさんとのお話

          鈴木理繪✖️ナガタユミ コラボ企画

          作家のナガタユミです。 鈴木理繪さんとのコラボ企画 『#想像でもっと美味しいひとときを』 お陰さまで無事に完走することができました! ありがとうございます!! 見てくださった皆様に改めてお礼申し上げます!! こちらのnoteでは 鈴木さんのレシピツイートから引用して 「ちょこっとポイント」を付け加えて編集しています 「あの時のレシピなんだっけなー」とツイートをまた見たくなった時に ご利用いただければと思い、7日間すべてのお題をまとめています 興味のあるメニューへどうぞお進

          鈴木理繪✖️ナガタユミ コラボ企画