カレンダー制作について アズとベルとメグマルさんとのお話

作家のナガタユミです
最近Twitterを頻繁に使用しているのですが
去年の12月を境にTwitterの使い方を見直したことをきっかけに
新しくフォローしていただく事も増えました
zoomを利用してお話したり（時にはお酒を飲む会もあります）
たくさんの交流を持たせていただき、本当にありがたいです！！

今回はそんなTwitterでの繋がりから生まれた作品についてのお話です

お相手はメグマルさん

メグマルさんとも12月からのお付き合いになりますね
たくさんの経歴がおありで宝石についてとても詳しい方なんです
現在は不動産のお仕事をされています

今回の制作はメグマルさんのクリエイティブな妄想ツイートがきっかけでした

https://twitter.com/megumal/status/1294150220599701504?s=21

https://twitter.com/nagaaatayumi/status/1294152729758011393?s=21

私もメグマルさんの宝石の知識とともにコラボして何か新しいものを作りたいとすぐにDMを送り、後日（お互いの住まいが遠いのでzoomで）お茶会をしました

話す前に私が思い描いていたのはこんなキーワード

・ストーリーのあるものが作りたい
・誕生石
・宝石発見のストーリー
・原石

そこでめぐまるさんに教えていただいたのが

「誕生石や宝石のストーリーは実は宝石屋さんが好きに作っていることもある」
「すでにたくさんの誕生石の商品がある」ということ

私もネット検索で画像を調べてみると
イメージしていた綺麗な宝石の原石は水晶系のみ
ほとんどの原石は、まぁただの石（笑）
絵にするのは難しいかなって話になりました

それでも何か新しいものを作れないかとお茶会を進めるうちに
メグマルさんのお家にいるネコちゃんの話題になりました

ネコちゃんたちの名前は「アズとベル」
モデルに写真をたくさん提供していただけることになり
時期的にもカレンダーを作りたいと考えていたので
アズとベルが1年を過ごすカレンダー用に13作品を作ることになりました

お姉さんのアズちゃんと弟のベルくん
https://twitter.com/megumal/status/1314930704879251456?s=21

今回メグマルさんから快諾をいただきまして
（むしろメグマルさんからのご提案でした）
女の子男の子という区別はつけず
可愛いが大好きな2人という設定にしました

ここからは制作の過程を紹介します

最初に作ったメインと12ヶ月のストーリー

Azu & Bell
アズとベルのお話です
ふたりは果物の美味しい街に住んでいます
さむい日もあつい日も　毎日楽しくて豊かな暮らし
ひと月ふた月とそれぞれ想いを重ねながら
いちねんを過ごしています

This is the story of Azu and Bell.
They live in a big fruitful city.
The life of fun and abundance in both cold and hot weather.
It's a wonderful time every month!

１月
ホットレモネード
寒さの中の熱
冷たい空気の中醸す湿気
色のない冬に彩りが生まれる

２月
好きな人を想いいつも使わないリップを塗る
色が浮いて少し恥ずかしい
似合っていないかもしれない

３月
コートを脱ぐ
南の風が肌を撫でる
可愛らしい色が咲く
蝶々・花

４月
新生活
ネイルをする
少し大人になった気分
晴れやか・小さな緊張

５月
緑の匂い
揺れるピアス
青い風

６月
雨と戯れる
雨音が楽しい
傘

7月
果実が熟れる
一口ずつ愛でる

8月
誰のためでもなく
私のために水着を楽しむ

9月
落ち葉の絨毯
擦れ合う音が心地いい
舞う落ち葉

10月
すこし冷たくなってきた夜
明日に想いを馳せながら髪を解く
満月・月見

１１月
首元のマフラーが揺れる
あと1ヶ月
少し寂しい

１２月
香水瓶に恋をする
いつかこれをつけてデートしたいなってクリスマスを憂う

作っているけど　眺めてる感覚

今回の制作は面白いことに
登場する二人が楽しそうにしているのを眺めているような感覚でした
作っているんですけど、眺めてる感覚
とっても不思議な体験ができました

このカレンダーは裕美圖法3号として発行したいという気持ちから
表紙を冨貫さん https://twitter.com/roots_tommy/status/1198794056085557250?s=21
にお願いしています

カレンダーを制作するということまるっと相談に乗っていただいて
冨貫さんとはたくさんメールやzoomを介したミーティングもしました

スペシャルサンクス

メグマルさん
冨貫さん
そして、いつもいいねやリツイートで応援してくださるフォロワーの皆さんのおかげで無事に発行することができそうです

カレンダーになったアズとベルが
お買い求めいただだく皆様のそばで
1年過ごすことを思うと感無量です

本当に本当にありがとうございました！！

ナガタユミ2021カレンダー販売ページ