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【12句掲載】角川『俳句』2023.7月号

現在発売中の角川『俳句』7月号。
柏柳明子の俳句作品12句『玩具』を掲載頂きました。
お読み願えれば嬉しいです😊

編集部の方々には発表の機会を頂き、感謝申し上げます。
掲載もそうですが、丁寧な校正をして頂きその点も嬉しかった。
本を作る側のひとりとして「著者とその作品」を大事にすることも仕事として大事、と思っているので、そこにシンパシーを覚えました☆

☆   ★   ☆   ★   ☆   ★   ☆   ★

記事全体としては(まだ読み始めたばかりですが)、個人的には小川軽舟氏の作品21句『殷々と』が印象的でした。
蛇笏賞受賞第一作とのことですが、一句ごとに「どんなに厳しく難しい過程を踏まれて詠まれているのか」と想像させられつつ、眼前の作品はどこまでも美しく平明で読者の心に静かに寄り添う。

作品全体から凛とした決意が感じられるようで、(表現はおかしいかもしれませんが)「作家としてカッコいい!」と思いました。

他は「大特集 追悼 黒田杏子」。
ゆかりある方々による追悼エッセイ。
要所要所でグッとさせられ……
大事に、少しずつ読み進めていこうと思います。

知り合いの俳人・渡部有紀子さんの新連載
「俳壇史を決めるのは誰か?―「俳壇無風論」をめぐって」もスタート。
俳句の今を生き、活動する一人として見逃せない話題。
優れた論客であり、2022俳壇賞受賞者でもある有紀子さんの筆致が冴える注目の評論です。

最後にもう一度。
7月号という一冊に集うことができたご縁に感謝いたします☆


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